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レースリポート

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宮島巧者の藤崎小百合と三浦永理がレディース優勢の立役者に

2021.05.05

 宮島でのボートレースレディースVSルーキーズバトル(5月5日~10日開催)が開幕した。初日各レースの1着選手と団体戦ポイント獲得状況は以下のとおり。

1R 大山 千広 4コースまくり差し
2R 鈴谷 一平 4コースまくり
3R 海野ゆかり 2コースまくり
4R 荒牧 凪沙 1コース逃げ
5R★長嶋 万記 1コース逃げ
6R☆小芦るり華 1コース逃げ
7R★三浦 永理 6コースまくり差し
8R★藤崎小百合 1コース逃げ
9R☆寺田 千恵 5コース抜き
10R★岩崎 芳美 1コース逃げ
11R☆中村 泰平 1コース逃げ
12R★宮之原輝紀 5コースまくり差し
(※★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得)

 初日の団体戦ポイントはレディースが5点、ルーキーズが3点という結果に。団体戦3連覇を狙うレディースがリードを奪う展開となった。

 レディース勢で活躍が光ったのは藤崎小百合(福岡)【冒頭の写真】だ。8Rでイン逃げを決めて団体戦ポイント獲得に大きく貢献。初日2・1着で女子予選5位につけた。

 藤崎が今節手にしたモーター59号機は、2連対率33.3%で今節30位と平凡だが、実は平均展示順位2.24という宮島現モーターで3位の好成績を残している快速機だ。前節の一般戦では北村征嗣が乗り、節間7走すべて展示1番時計の韋駄天ぶりで優勝を飾っている。藤崎が前節Vモーターをどんな舟足に仕上げてくるのか注目したい。

 藤崎は2018年に宮島ヴィーナスシリーズでオール2連対Vを飾るなど当地4優出1Vと好相性。レディースVSルーキーズバトル初参戦の藤崎が、団体戦勝利のカギを握る存在になってくるのだろうか。

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 三浦永理(静岡)【写真すぐ上】の好走も光った。7Rで6コースから鮮やかにまくり差し一閃。1マークで4本の引き波を力強く越えていく走りは目を見張るものがあった。

 三浦は2007年宮島女子リーグでデビュー初Vを飾るなど当地は6優出4Vと相性抜群。2011年宮島女子リーグ、2012年宮島男女ダブル戦、2013年宮島女子リーグで当地3節連続Vをマークしたこともある。宮島巧者の藤崎と三浦がレディースチームを引っ張る存在になってくれば、団体戦3連覇が大きく近付いてくることになりそうだ。

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