
レースリポート

多摩川ヴィーナス 遠藤エミが優勝戦1号艇のレースは荒れる?
2021.04.19
多摩川ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)は5日目が終了。優勝戦に進むメンバーが決まった。
<多摩川 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今年1コース1着率77%
2号艇 川野 芽唯(福岡) 今年2コース1着率20%
3号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今年3コース1着率36%
4号艇 中村 桃佳(香川) 今年4コース1着率21%
5号艇 廣中智紗衣(東京) 今年5コース1着率0%
6号艇 小野 生奈(福岡) 今年6コース1着率25%
※()内は支部
なお予選3位通過の平田さやかは準優10Rでイン逃げを決めたが待機行動違反のため賞典除外に。準優10Rで3着だった小野生奈が繰り上がりで優出切符を手にしている。
予選トップ通過の遠藤エミ【冒頭の写真】は、5日目6Rで3着に終わって連勝が6でストップするも、準優できっちりイン逃げを決めて優出切符を獲得。5・1・1・1・1・1・1・3・1着と節間7勝の活躍でポールポジションを手にした。
遠藤の優勝戦1号艇はこれが通算35回目。過去の戦績は34戦22勝で1着率65%と上々の数字だ。しかし最近10走の成績を見ると、1・1・1・1・2・3・1・6・2・2着と苦戦ぎみ。昨年9月の若松オールレディースでは守屋美穂の4コースまくり差しに敗れてイン戦6着、昨年10月の常滑ヴィーナスシリーズでは守屋美穂の6コースまくり差しに敗れてイン戦2着、今年1月のびわこ男女ダブル戦では香川素子の6コースまくり差しに敗れてイン戦2着と現在3連敗中だ。若松では3万円券、常滑では9万円券、びわこでは12万円券と大穴を献上している。今度こそ勝ち切って白いカポックでVゴールを駆け抜けたい。

2号艇の川野芽唯【写真すぐ上】は準優で2コース差しを決めているだけにその再現を狙いたいところ。3号艇の浜田亜理沙は今年3コース11戦4勝で1着率36%と好成績なだけにチャンス十分だろう。
4~6枠にも今年初優出を手にした中村桃佳、5日目4Rでデビュー通算500勝を達成した廣中智紗衣、近況4節連続優出となった小野生奈と役者がそろった。打倒遠藤を果たす選手は現れるのか。