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地元から大山千広ら6人が準優へ 福岡ヴィーナスシリーズ

2021.04.04

 福岡ヴィーナスシリーズ(4月1日~6日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了した。注目の大山千広(福岡)【冒頭の写真】は7Rで3着に終わって開幕からの連勝が5でストップ。それでも1・1・1・1・1・3・2着のオール3連対でぶっちぎりの予選トップ通過となった。大山の予選1位通過は昨年6月の下関ヴィーナスシリーズ以来と久々。その下関戦を最後に優勝から遠ざかっている大山が、このまま約10カ月ぶりの通算15Vへと突き進むのか。

 準優に駒を進めた予選上位18人は以下のとおり。

1位★大山 千広(福岡) 10.14
2位★小野 生奈(福岡) 9.14
3位 寺田 千恵(岡山) 8.86
4位 海野ゆかり(広島) 8.57
5位 平高 奈菜(香川) 8.43
6位★竹井 奈美(福岡) 8.14
7位 宇野 弥生(愛知) 8.00
8位★日高 逸子(福岡) 7.86
9位 三浦 永理(静岡) 7.71
10位 出口舞有子(愛知) 7.43
11位 中谷 朋子(兵庫) 7.29
12位 蜂須 瑞生(群馬) 7.00
13位★川野 芽唯(福岡) 7.00
14位 佐々木裕美(山口) 6.71
15位 中田 夕貴(埼玉) 6.67
16位★藤崎小百合(福岡) 6.29
17位 前田 紗希(埼玉) 6.14
18位 遠藤 エミ(滋賀) 6.14
(★は地元福岡支部)

 地元の福岡支部勢は6人が予選を突破。準優10Rに藤崎小百合、準優11Rに小野生奈【写真下】と日高逸子、準優12Rに大山千広、竹井奈美、川野芽唯が入った。

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 福岡での近年の女子レースを振り返ると、最近10大会で地元福岡支部勢が優勝7回という圧倒的な強さ。小野生奈が2V、日高逸子、魚谷香織、川野芽唯、竹井奈美、大山千広が1Vをマークしており、同支部内で熾烈な優勝の取り合いをしているような状況だ。

【福岡女子レース最近10大会 福岡支部の優出】
2015年12月 QC 川野芽唯(優勝)
2016年6月 VS 竹井奈美(優勝)、魚谷香織(4着)
2016年9月 AL 小野生奈(優勝)、渡邉優美(2着)、竹井奈美(3着)
2017年9月 AL 大山千広(優勝)、小野生奈(4着)、渡邉優美(6着)
2018年10月 AL 日高逸子(優勝)
2018年11月 VS 小野生奈(優勝)、大山千広(5着)
2019年7月 VS 竹井奈美(3着)、小野生奈(4着)、魚谷香織(5着)
2019年10月 AL 魚谷香織(優勝)、渋田治代(2着)、竹井奈美(6着)
2020年4月 VS 深川麻奈美(4着)、小野生奈(5着)
2020年9月 AL 竹井奈美(3着)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス、VSはヴィーナスシリーズ、ALはオールレディース)

 またこの最近10大会で福岡支部勢はいずれも1人以上優出しており、合計すると実にのべ21人。1大会平均2人を超えている。果たして今回は何人を優勝戦に送り込むことになるのか。

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