レースリポート
18歳の挑戦
2026.07.27
みなさん、こんにちは。
栗原里奈です。
夏も真っ盛り!暑い日が続きますが体調は崩されていませんか?毎日、水分補給をしっかりして熱中症には十分気をつけましょう!
さて、今回ピックアップしたヤングレーサーはこの選手!
登録番号:5391 山口支部 135期 出穂和鼓(イズホ ワコ)選手。
2007年12月29日生まれで、現在18歳。2024年11月に、16歳という現役最年少でプロデビューを果たした若き女子レーサーです。会話の最中でふと見せる幼さの残る表情とは対照的に、その胸には「SGで活躍する選手になる」という大きな夢を宿しています。
出穂選手がボートレーサーを志したきっかけは、小学校4年生の時にボートレース徳山で体験したペアボートだったそうです。元々はジェットコースターのような速い乗り物が苦手だったそうですが、水面を滑るように進むボートのスピード感に魅了され、「これしかない」と感じたんだそう。その後、徳山で開催されたSGグランドチャンピオンで峰竜太選手の豪快なターンを目の当たりにし、憧れはさらに強くなりました。
それからは夢をかなえるための努力も怠りませんでした。中学生になると、レーサーに必要な体幹を鍛える目的でウインドサーフィンを始め、全国大会にも出場。
ボートレーサー養成所は、一度目の受験で不合格となりましたが諦めることなく挑戦を続け、二度目で合格を勝ち取りました。高校へは進学せず、レーサー一本の道を選んだ決断には家族の理解と応援もあったそうです。
養成所では毎日ボートに乗れることが何より楽しかったそうですが、一方で学科試験には苦労し、自習を重ねながら卒業を目指しました。厳しい訓練を乗り越え、2024年11月に念願のデビュー。ですが、プロの世界は想像以上に厳しいことを実感。デビュー後は「養成所でできていたことがレースでは通用しない」「先輩たちの旋回スピードが全く違う」と取材などで語り、高い壁も実感しているようです。
現時点ではB2級で経験を積む段階にあり、2025年11月から2026年4月までの期別成績は勝率1.78、3連対率1.72%と、数字だけを見ればまだ苦戦が続いている状況。ですが、これはデビュー間もない新人選手としては決して珍しいことではありません。
休みの日にもレース場へ足を運び練習を重ねる姿勢は、関係者からも高く評価されています。先日、下関で開催された女子戦では1着こそ取れなかったものの、評判モーターを相棒に何度もインパクトあるレースを披露し、連に絡むシーンも少なくありませんでした。
「努力次第で実力も成績も上がる」
これは、出穂選手自身が語るボートレースの魅力の一つです。現役最年少で飛び込んだ勝負の世界。今は結果よりも経験を積み重ねる時期だからこそ、その一戦一戦が未来の大きな財産となるでしょう。数年後、SGの舞台で豪快なターンを決める姿を思い描きながら、これからの成長を温かく見守っていきたいものです。出穂和鼓選手の今後の活躍にご期待ください☆













