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鳴門スピードクイーンメモリアル 守屋美穂が節間トップ時計! 減点ながら米丸乃絵に一転望み

2026.02.27

 ボートレース鳴門の「プレミアムG1第2回スピードクイーンメモリアル」(優勝賞金1300万円)は26日、予選の3日目を開催した。この日も逃げは4回と少なめで、コースを問わず積極攻勢の嵐。1マークで抜け出せばタイムアタックのシーンが見られた。

 代表的だったのは12Rの守屋美穂(岡山出身・岡山支部37歳)【冒頭の写真】だ。コンマ06のトップスタートで1コースから先マイに成功すると、めいっぱい伏せ込んでタイムアタック開始。1分45秒6のシリーズトップとなる走破タイムをマークした。しかしめざすはVのみ。タイムが出ようが気の緩みは一切ない。「すぐに抜かれると思いますよ。2日目まではごまかせたけど、(3日目前半4Rのように)競ると不安が残りますし、初動が好きな感じじゃないんです」と56号機の調整に対する課題を口にした。ともあれ得点率は遠藤エミに次ぐ2位。懸命の調整で納得のレベルに上向かせられるか注目したい。

 上昇カーブを描いてきたのが、昨年の夏・冬女王の鎌倉涼(大阪出身・大阪支部36歳)【写真下】。こちらは2連対率45.0%の70号機とは思えないほど2日目まで下位クラスの気配。パワー的には予選突破も怪しかった。そこで乗り心地重視のセッティングにシフトチェンジ。これが吉と出て、3日目9Rは2コースから鮮やかな差し切り勝ちとなった。「回転は少しロスしていますが、調整の方向性は見えてきました」と安堵(あんど)の表情。これで得点率は7位タイ。確かな勝負勘から、素早い決断と実行を生み出した今なら、4日目2、12Rの勝負駆けもクリアできそうだ。

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 豪雨から一転、晴れ間がのぞきかけたイメージは米丸乃絵(熊本出身・福岡支部24歳)【写真下】。3日目6Rで1コースから逃げ切ったが、待機行動違反を取られ減点7。これで予選突破は絶望…のはずだった。それが出走回数調整で当初の予選5走から6走に増え、自力で準優勝戦進出の道が復活したのだ。幸い気配は「伸び寄りで試運転でも強め」と好ムード。4日目5、11Rは強攻あるのみの5、3号艇。持ち味を存分に発揮すれば、G1初の準優勝戦に手が届く。

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 27日、4日目の注目は、前半次第で予選突破へ大勝負の米丸乃絵が走る予選終盤の11R。メンバーと3日目終了時点の得点率順位は次のとおり。

<鳴門 4日目 11R 予選>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)20位タイ
2枠 倉持 莉々(茨城・東京)24位タイ
3枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)29位
4枠 寺島 美里(福島・東京) 4位タイ
5枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)12位タイ
6枠 竹井 奈美(福岡・福岡)24位タイ
※()内は出身・支部の順

 前半の成績次第ではあるが、6人全員が準優勝戦へ勝負駆けとなりそうな激戦区。冷静にモーターのパワー評価をすると、米丸乃絵、寺島美里、小芦るり華の3人が上位。残る3人はレース足に難がある。注目は迷わず攻め込む米丸だ。出足が弱い田口節子に対して敢然とまくり攻勢。これに寺島、小芦が連動する展開が十分。

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