レースリポート
多摩川是政プリンセスカップ 前節のVモーターで千葉真弥が連勝発進
2026.01.11
ボートレース多摩川では10日に「ヴィーナスシリーズ第19戦 是政プリンセスカップ」が開幕した。
水面左横から入ってくる5~6メートルのやや強めの風もあってか、初日の水面とレースは荒れ加減。1Rで千葉真弥(静岡出身・静岡支部32歳)【冒頭の写真】が4カドまくりを決めると、2Rでは深見亜由美、3Rでは清水沙樹がともに2コースから全速戦を決めて、シリーズ開幕はまくり3連発のスタート。ちなみに千葉は、後半10R1枠はしっかり逃げて初日は地元の平田さやかと並んで見事な連勝発進を決めている。
千葉真弥の乗るモーター67号機は、前節多摩川の正月レースで現B1級の富澤祐作(群馬出身・群馬支部)が4カドから角谷健吾、中野次郎らを相手にまくり差し、自身2回目の優勝をした優秀モーター。千葉は連勝後に「スタートは(風が)怖くて少し放りましたが、そこからちょっと出ていきました。回り足も良かったし、前半気になった乗り心地も改善されました。自分が伸び型のプロペラなので、伸びがもうちょっとくればな…と思います」と語った。千葉は長期の産休・育休を経て昨年5月の当地で復帰、いきなりの1着も取っている。現在は9期ぶりのA2級で、今節の活躍が楽しみ。2日目は9Rの5号艇で走る。
主力激突で、注目された初日の12Rリップルドリーム戦は1枠の指名を受けて今節の主役候補でもあった鎌倉涼が、前半の8R1マークで選手責任外の転覆に遭ってしまい無念の負傷帰郷。ドリームは残る5名での争いとなり、1コース藤原菜希がコンマ23のトップスタートでスリット隊形は優位だったが…。左横風7メートルの影響もあったろう、1マークは2コースから海野ゆかり(広島出身・広島支部52歳)【写真上】が強烈な遅れ全速を決め、藤原を引き波に沈めて1着。2着は差した黒澤めぐみ。藤原は何とか立て直して、道中で先行する柴田百恵を猛追。2周2マークの全速で捕らえて逆転、何とか意地を見せた。巻き返しを期す藤原は2日目は3Rと9R。その9Rでは好調・千葉真弥との対戦だ。
初日のドリーム戦を勝った海野ゆかりは「藤原さんが(1マーク)手前で跳ねたので行ったけど、たまたま決まって良かった」と振り返った。モーターに関しては行き足や道中のかかりに課題も口にしている。当地では2004年のレディースチャンピオンVを含め、19優出7Vのベテラン水面巧者は、調整の手を緩めることのない2日目(6Rと10R)になりそうだ。














