レースリポート
大村QCシリーズ戦 準優8Rはシリーズ戦歴代覇者の松尾夏海と海野ゆかりに注目
2025.12.30
ボートレース大村(ナイター)での「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」(12月26日~31日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。30日の8R~10Rで行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<大村 5日目 8R 準優勝戦>
1枠 向井 美鈴(山口・山口)1コース1着72%
2枠 松尾 夏海(愛媛・香川)2コース1着26%
3枠 海野ゆかり(広島・広島)3コース1着19%
4枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)4コース1着11%
5枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)5コース1着11%
6枠 山口真喜子(長崎・長崎)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
準優8Rはシリーズ戦歴代覇者の2人に注目したい。2021年福岡大会覇者の松尾夏海(愛媛出身・香川支部34歳)【冒頭の写真】、2020年浜名湖大会覇者の海野ゆかり(広島出身・広島支部52歳)【写真下】だ。
松尾夏海の持ち味は勝負どころでの強さにある。今年準優に14回乗って2・2・1・3・1・4・4・2・1・2・1・2・3・6着。1着4回、2着5回で計9回も優出しており、優出率は64%とめっぽう高い。今節も準優できっちり2着以内を取りきってくるか。
海野ゆかりは3コース最近10走が1・2・5・4・2・1・5・1・4・1着(※選手責任外失格を除く)。10戦4勝の1着率40%と好調だ。4勝の決まり手内訳は、まくり3勝、まくり差し1勝。この準優でも果敢に攻めてくる可能性が高そうだ。
シリーズ戦は過去13回開催されているが、2回優勝したレーサーはまだ1人もいない。松尾と海野が優勝戦へ勝ち上がって史上初のシリーズ戦2Vへ挑戦することになるのか。
<大村 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 三浦 永理(静岡・静岡)1コース1着63%
2枠 中田 夕貴(埼玉・埼玉)2コース1着11%
3枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)3コース1着24%
4枠 落合 直子(大阪・大阪)4コース1着11%
5枠 大瀧明日香(静岡・愛知)5コース1着0%
6枠 細川 裕子(愛知・愛知)6コース1着3%
準優9Rの1号艇は三浦永理だ。3・3・1・5・1・1・3着で予選2位に入る活躍。女子賞金ランキング13位の次点で惜しくもクイーンズクライマックス出場を逃したが、シリーズ戦でしっかり底力を見せてきた。
三浦は今節すでに1号艇が2回あり、初日12Rドリーム戦では1コースから3着に終わって3連単20万円台の高配当となったものの、3日目6Rでは1コースからきっちり逃げ切って雪辱を果たしている。準優でも不安はないだろう。
<大村 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 若狭 奈美子(岡山・岡山)1コース1着50%
2枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)2コース1着24%
3枠 平川 香織(東京・埼玉)3コース1着11%
4枠 深川 麻奈美(熊本・福岡)4コース1着25%
5枠 藤原 菜希(大阪・東京)5コース1着10%
6枠 刑部 亜里紗(静岡・静岡)6コース1着3%
準優10Rの1号艇には若狭奈美子が座る。1・2・6・1・1・2・3着で予選トップ通過。3月の唐津ヴィーナスシリーズと6月の浜名湖オールレディースに続く今年3回目の優勝へ大きく前進した。
若狭は今年1コースで52戦26勝の1着率50%とやや苦戦気味。しかし1コース最近10走は2・1・3・1・1・1・3・1・1・1着で10戦7勝の1着率70%と調子を上げている。準優・優勝戦を1コースから勝ち切って頂点に立つ準備は整っている。














