レースリポート
PG1大村QC 守屋美穂と遠藤エミが逃げ先勝 2戦目は川野芽唯と小野生奈が1枠
2025.12.29
ボートレース大村(ナイター開催)の「プレミアムG1第14回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)が28日、開幕した。
トライアル11Rは守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】が1コースからコンマ01のトップスタートを決めて逃げ圧勝。3コースから握った川野芽唯が2着を確保し、3着は小野生奈が平高奈菜に競り勝った。3連単の1-3-6は1770円の9番人気。
いきなりドッキリスタートの守屋美穂は「入っていてよかった」と安堵(あんど)の表情。モーターの感触も「いい調整はできていたと思います」と納得の手応えだった。
続くトライアル12Rも遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部37歳)【写真下】が1コースから逃げ切り勝ち。3コースから握った鎌倉涼は渡邉優美の猛追を振り切ってなんとか2着を確保。3連単の1-3-2は870円の4番人気だった。
遠藤エミもコンマ08のトップスタートを決めて、トライアル初戦は1号艇の両者が気合勝ち。遠藤は「ちょっとずつ分がいい」とやはり好感触。SG戦を制覇したこともある当地は、いつも調整がバッチリと合う。
レース終了後に行われた枠番抽選で決まったトライアル2戦目のメンバーと初日のポイントは次のとおり。
<大村 4日目 11R トライアル>
1枠 川野 芽唯(福岡・福岡) 9点
2枠 渡邉 優美(福岡・福岡) 7点
3枠 浜田亜理沙(広島・埼玉) 5点
4枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)10点
5枠 西橋 奈未(石川・福井) 4点
6枠 平高 奈菜(愛媛・香川) 6点
※()内は出身・支部の順
初戦をまずまずの着順でまとめた川野芽唯(福岡出身・福岡支部39歳)【写真上・中央】と渡邉優美の福岡支部コンビで好枠を独占。川野は「モーターは本当に普通。12人の中では劣勢かも」という手応えだが、1号艇というこれ以上ない枠を手に入れた。渡邉の方は初戦と同じ2号艇。「初戦は自分のレースが下手だったので、しっかりリベンジしたい」と巻き返しを誓った。遠藤エミもカドが取れる4号艇なら決して悪い枠ではない。
<大村 4日目 12R トライアル>
1枠 小野 生奈(福岡・福岡) 7点
2枠 高憧 四季(大阪・大阪) 4点
3枠 守屋 美穂(岡山・岡山)10点
4枠 鎌倉 涼(大阪・大阪) 9点
5枠 實森 美祐(広島・広島)-1点
6枠 平山 智加(香川・香川) 5点
こちらも福岡支部の小野生奈(福岡出身・福岡支部37歳)【写真上・中央】が1号艇をゲット。抽選時は思わずガッツポーズも飛び出していた。小野は初戦を振り返って「6枠からの3着は大きい。モーターのおかげです」と手応えを得ており、ここはしっかりと抽選運の良さを生かしたいところ。
初戦1着の守屋美穂も3号艇なら文句は言えない枠。大阪支部コンビの高憧四季と鎌倉涼はまだ調整が必要な気配で、上積みが欲しい。なお、5号艇の實森美祐は初戦で不良航法を取られており、1日早い勝負駆けのレースになる。














