大村QCシリーズドリーム戦メンバー　4号艇・勝浦真帆に注目！

「プレミアムG1第14回クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)＆G3クイーンズクライマックスシリーズ」の開幕が迫ってきた。あす26日がシリーズの開幕日。今年(１月1日から11月30日まで)の女子賞金上位12名が火花を散らすトライアルは、28日から始まる。
女子レーサーの精鋭がボートレース発祥の地・大村(ナイター開催)に集い、しのぎを削る。優勝戦は31日の大みそかに行われる。

優勝賞金1700万円を加算した場合、名実ともに賞金女王になりえるのは3名。現在6001万円で賞金1位の遠藤エミ、2位の守屋美穂(5011万円)、3位の平高奈菜(4776万円)である。4位の鎌倉涼(4233万円)は理論上わずかに届かない状況だ。

一方、賞金13位から54位までの42名で競い合うのが優勝賞金225万円の「G3クイーンズクライマックスシリーズ」。26日から4日間にわたり予選競走が実施される。
その主軸を占う上で注目されるのが26日の12Rで実施される「シリーズドリーム戦」。メンバーと枠番は以下のとおりとなっている。

1号艇　三浦　永理
2号艇　細川　裕子
3号艇　寺田　千恵
4号艇　勝浦　真帆
5号艇　松尾　夏海
6号艇　海野ゆかり

昨年、蒲郡で開催されたG3クライマックスシリーズで優勝を飾った勝浦真帆(岡山出身・岡山支部29歳)【写真2枚】は、現在A1ながら、年明け以降はB1（対象勝率5.34）に…。このシリーズを巻き返しの起点としたいところだ。

ちなみに、勝浦真帆の今年11月1日から12月24日までの勝率は6.17。2026年後期のA1復帰に期待したい。

持ち味の1つである切れ味鋭いスタート（11月1日以降平均コンマ12、発順2.5）を武器に、4コースカドから攻勢に出る可能性が高い勝浦真帆。展開の軸となりうるだろう。注目したい。