レースリポート
尼崎プリンセスカップ 今大会歴代覇者の鎌倉涼と寺田千恵が12R内枠対決
2025.12.06
ボートレース尼崎での「ヴィーナスシリーズ第18戦 尼崎プリンセスカップ」(12月7日~12日開催)が7日に開幕する。年末のPG1クイーンズクライマックス出場を決めた平高奈菜(愛媛出身・香川支部)、鎌倉涼(大阪出身・大阪支部)、實森美祐(広島出身・広島支部)、高憧四季(大阪出身・大阪支部)や、A1勢の寺田千恵(福岡出身・岡山支部)、勝浦真帆(岡山出身・岡山支部)、清水愛海(山口出身・山口支部)らが参戦。師走のセンタープールで熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rの記者選抜戦。以下のメンバーで争われる。
<尼崎 初日 12R 記者選抜戦>
1枠 鎌倉 涼(大阪・大阪)1コース1着68%
2枠 寺田 千恵(福岡・岡山)2コース1着18%
3枠 平高 奈菜(愛媛・香川)3コース1着14%
4枠 高憧 四季(大阪・大阪)4コース1着26%
5枠 實森 美祐(広島・広島)5コース1着5%
6枠 清水 愛海(山口・山口)6コース1着11%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月:2025/6/7~12/6
1号艇は鎌倉涼(36歳)【冒頭の写真】だ。当地のヴィーナスシリーズ尼崎プリンセスカップは2020年にV歴。尼崎通算6優出2Vの実績があり、近況も2024年10月の男女ダブル戦で優出4着、今年3月のオールレディースで優出2着に入っており、今節は尼崎3節連続優出がかかる。まずは初日ドリーム戦を勝ち切って流れを引き寄せたい。
2号艇には寺田千恵(56歳)【写真上】が座る。尼崎は通算12優出4Vとさすがの実績。ヴィーナスシリーズは2023年に尼崎プリンセスカップを優勝している。当地前走となる2024年10月の男女ダブル戦でも節間オール3連対で優勝戦1号艇(3着)に乗る活躍を見せたばかりだ。尼崎女子レース最近5節で2コースは1・4・1・2・1・3・1・2着で8戦4勝という強さ。鋭い差しハンドルで鎌倉の内懐を突いてくるか。
展開のカギを握るのは4号艇の高憧四季だろう。4コースは最近半年間で27戦7勝の1着率26%。まくりで4勝、差しで2勝、抜きで1勝をマークしている。高憧の4カド戦といえばまくりのイメージが強いが、10月の住之江オールレディースでは2日目ドリーム戦で4コース差し(3連単7760円)、優勝戦でも4コース差し(3連単1万5260円)を決めて優勝するなど、自在に展開を突く走りも身につけてきた。このドリーム戦ではどんな動きを見せるのか目が離せない。
そのほかにも3号艇には前節の福岡G2レディースチャレンジカップで優出2着の平高奈菜、5号艇には最近5節で3優出と好調な實森美祐、6号艇には前節の下関オールレディースで優勝した清水愛海と好メンバーがそろう。今節のV争いを占ううえで重要な一戦だ。












