レースリポート
第3回スピードクイーンメモリアルの選考スタート 蒲郡初日は藤原早菜がトップ時計
2025.12.02
ボートレース蒲郡(ナイター)での「オールレディース 三遠ネオフェニックス杯争奪 ガマの女王決定戦」(12月1日~6日開催)が開幕した。1日、初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の今井裕梨(群馬出身・群馬支部41歳)【写真下】が快勝。1コースからコンマ18のトップスタートで逃げ切った。なお2番手争いをしていた2号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部)と6号艇の藤原菜希(大阪出身・東京支部)が2周1マークで接触して両者転覆(※香川は選手責任外失格、藤原菜は選手責任失格と不良航法で減点15)。2着には4号艇の魚谷香織(山口出身・福岡支部)、3着には5号艇の小芦るり華(佐賀出身・佐賀支部)が入り、3連単1-4-5で4250円の16番人気となっている。
今井裕は初日2・1着で予選2位につける好スタート。今節ただ1人のA1級で、V候補筆頭格の1人となるだけに2日目以降も注目だ。2日目は6R6号艇と11R4号艇の外枠で登場する。
さて今年も師走に入ったが、12月1日は多摩川PG1第3回スピードクイーンメモリアル(SQM)の選考開始日。来年11月30日までの1年間にわたってタイムアタック合戦が繰り広げられる。
蒲郡でも出場権争いがスタートしたが、初日のトップタイムを記録したのは藤原早菜(岡山出身・岡山支部25歳)【冒頭の写真】。初日8Rで1コース逃げを決めて1分48秒0をマークした。
藤原早は第1回浜名湖SQMの選考争いで徳山最速タイムを記録したものの、事故率0.40未満の選考基準をクリアできず選出除外。記念レース初出場のチャンスを逸する悔しい思いを味わった。
また、藤原早は第2回鳴門SQMの選考では思うようにタイムを伸ばせず、切符獲得ならず。まだ児島推薦で選ばれる可能性はあるが、岡山支部は寺田千恵、堀之内紀代子、勝浦真帆など候補が多数いるだけに厳しい状況か(※田口節子、守屋美穂、土屋南は各場最速タイムで既に優先出場が発表済み)。
藤原早は前期(5月~10月)勝率5.62で、来年1月からはA2級初昇格を決めるなど近況伸び盛りの注目株。スピードにも定評があるだけに、2日目以降もどんなタイムを出してくるのか目が離せない。2日目は5R3号艇と12R6号艇で登場する。












