蒲郡　ガマの女王決定戦　初日ドリーム戦は近況好調の小芦るり華に注目

　ボートレース蒲郡（ナイター）での「オールレディース 三遠ネオフェニックス杯争奪 ガマの女王決定戦」（12月1日～6日開催）が1日に開幕する。今節はA1級が今井裕梨（群馬出身・群馬支部）の1人だけだが、来期A1級昇格を決めている香川素子（大阪出身・滋賀支部）と小芦るり華（佐賀出身・佐賀支部）や、地元期待の谷川里江（愛知出身・愛知支部）、水野望美（愛知出身・愛知支部）など楽しみなメンバーがそろい、師走のナイター水面で熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。

＜蒲郡 初日 12R ドリーム戦＞
1枠 今井　裕梨（群馬・群馬）1コース1着59%
2枠 香川　素子（大阪・滋賀）2コース1着10%
3枠 今井　美亜（富山・福井）3コース1着8%
4枠 魚谷　香織（山口・福岡）4コース1着6%
5枠 小芦るり華（佐賀・佐賀）5コース1着14%
6枠 藤原　菜希（大阪・東京）6コース1着5%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月：2025/5/31～11/30

　注目レーサーには5号艇の小芦るり華(28歳)【冒頭の写真】を挙げたい。小芦は前期勝率6.37で5期ぶりのA1級復帰を決め、今期（11月～）に入ってからは勝率6.80と勢いがさらに加速。最近4節で3優出と充実の走りが続いている近況だ。2023年1月の徳山オールレディース以来となる2回目の優勝を飾る日もそう遠くないだろう。

　小芦は最近半年間で5コースは21走し、1着3本（1着率14％）、2着2本（2連対率24％）、3着6本（3連対率52％）をマーク。前節の下関オールレディースでは5コースまくり差しで1着を奪うレースもあった。このドリーム戦でもアウトから展開を突いて連絡みしてくるのか注目したい。

　3号艇の今井美亜（富山出身・福井支部35歳）【写真上】も楽しみだ。前期は3コース1着率9％（22戦2勝）にとどまったが、前々期には3コース1着率47％（15戦7勝）という破格の数字を記録していた女子屈指の3コース巧者。2019年徳山PG1クイーンズクライマックスを3コースまくり差しで制したのも記憶に残る。

　今期に入ってからは3コースで7走して1･3･4･2･2･2･4着。1着こそ1本だが、3連対率71％と大崩れのない走りが続いている。このドリーム戦も赤いカポックで制して好スタートを切りたい。