松尾夏海に注目！　クイーンズクライマックス出場の可能性はゼロではない！

大みそか開催となる「プレミアムG1第14回クイーンズクライマックス」（ボートレース大村12月26日～31日）への出場権をかけたG2第12回レディースチャレンジカップ（ボートレース福岡）は、SGチャレンジカップとの併催。25日（火）から30日（日）までの6日間開催である。以下に、11月23日現在の女子賞金ランキングを整理した。（◎印はレディースチャレンジカップ出場選手、獲得賞金額は1万円未満切り捨てで表示）

1位　◎遠藤　エミ　5339万円
2位　◎守屋　美穂　4240万円
3位　◎平高　奈菜　4200万円
4位　◎鎌倉　　涼　3933万円
5位　◎渡邉　優美　3921万円
6位　◎川野　芽唯　3845万円
7位　◎浜田亜理沙　3681万円
8位　◎高憧　四季　3558万円
9位　◎西橋　奈未　3485万円
10位　◎實森　美祐　3415万円
11位　◎平山　智加　3400万円
12位　◎小野　生奈　3381万円
13位　◎三浦　永理　3336万円
14位　◎細川　裕子　3123万円
15位　　長嶋　万記　3035万円（私傷病のため欠場）
16位　◎勝浦　真帆　3033万円
17位　◎寺田　千恵　3027万円
18位　　田口　節子　3013万円 (F休み)
19位　◎松尾　夏海　2893万円
20位　　宇野　弥生　2770万円 (F休み)
21位　◎海野ゆかり　2751万円
22位　◎大瀧明日香　2746万円
23位　◎清埜　翔子　2714万円
24位　　関野　　文　2630万円 (芦屋出走)
25位　◎岩崎　芳美　2568万円（繰り上がり）

このＧ２レディースチャレンジカップの優勝賞金は500万円。17位の寺田千恵は優勝して相手待ち。19位の松尾夏海(愛媛出身・香川支部34歳)【写真2枚】以下はかなり微妙な情勢だ。しかし、最善を尽くすのが勝負の世界に生きるアスリートの務め。その最前線にいるのが松尾夏海である。

単純計算だが、松尾夏海の現獲得賞金額に優勝賞金をプラスすると3393万円となり、現在3381万円で12位(ボーダーライン)につけている小野生奈を上回るが、小野生奈も13位の三浦永理（3336万円）も同時に福岡を走るので、予選競走を含め賞金を加算してくることになる。つまりボーダーは日々上がるため、松尾夏海はその間隙を突きつつ、最終的に栄冠(優勝)をつかみ取らなければはならない情勢である。
“伸るか反るか”(のるかそるか)の福岡決戦。そこに臨む勝負駆けの一戦一戦に注目したい。