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下関ジュエルセブンカップ 優勝戦は展示1番時計連発の4号艇・櫻本あゆみに注目

2025.11.24

 ボートレース下関(ナイター)での「オールレディース ジュエルセブンカップ」(11月19日~24日開催)は23日、準優の5日目が終了。24日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

<下関 最終日 12R 優勝戦>
1枠 清水 愛海(山口・山口)1コース1着67%
2枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)2コース1着32%
3枠 片岡 恵里(岡山・山口)3コース1着13%
4枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)4コース1着21%
5枠 香川 素子(大阪・滋賀)5コース1着18%
6枠 谷口 佳蓮(愛媛・香川)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月:2025/5/24~11/23

 予選トップ通過だった地元の清水愛海が、11月23日の26歳誕生日に準優を1コース逃げで快勝。優勝戦ポールポジションを手にした。

 清水は今節1コースが4回あって1・2・1・1着。3日目12Rで2着に敗れるレースがあったが、その後しっかり修正して4日目6R、5日目11Rときっちり逃げを決めてきた。1つの敗戦を糧に強さを増したような印象だ。優勝戦でもきっちり逃げ切って、昨年12月の下関オールレディースジュエルセブンカップに続く通算2回目の優勝と、大会2連覇を手にするのか。

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 対抗格は2号艇の小芦るり華(佐賀出身・佐賀支部28歳)【写真上】。最近半年間で2コースは22戦7勝の1着率32%という好成績だ。今節はここまで5・2・1・1・1・1・4・3・1着で、2日目以降は7戦5勝と圧巻のピンラッシュ。2コースから勝ち切るパワーは十分だろう。

 侮れないのは4号艇の櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部37歳)【冒頭の写真】か。今節ここまで2・2・3・1・1・3・1・2・2着のオール3連対という充実の内容。9走で6本の展示1番時計を出す快速パワーを見せており、優勝戦4号艇でどんな攻めを見せるのか目が離せない。櫻本はこれで下関4節連続優出と当地相性抜群。2023年の下関オールレディースジュエルセブンカップ覇者が2年ぶりのタイトル奪還を狙う。

 4号艇の櫻本が攻めれば5号艇の香川素子にもチャンスが広がる。香川は前節の芦屋一般戦で5コースまくり差しを2本決めたばかり。展開を突ける舟足に仕上げて虎視眈々(たんたん)と優勝を狙ってきそうだ。

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