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下関ジュエルセブンカップ 地元・野田彩加が悲願の初優出めざし準優4号艇

2025.11.23

 ボートレース下関(ナイター)での「オールレディース ジュエルセブンカップ」(11月19日~24日開催)は22日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。23日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

<下関 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 片岡 恵里(岡山・山口)1コース1着50%
2枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)2コース1着17%
3枠 大石 真央(静岡・静岡)3コース1着13%
4枠 喜多須杏奈(徳島・徳島)4コース1着0%
5枠 角 ひとみ(広島・広島)5コース1着0%
6枠 本田  愛(静岡・静岡)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月:2025/5/23~11/22

 準優9Rで展開のカギを握るのは3号艇の大石真央。今節ここまで2・6・1・1・1・5着で、道中3連勝を飾るなど予選9位に入る活躍。好パワーに仕上げて準優に駒を進めてきた。

 大石は3コースで通算21勝をマークしているが、そのうち14勝(67%)が"まくり"。今節も2日目に3コースまくりを決めたばかりだ。準優でも思い切って攻め込んでくるか。

<下関 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)1コース1着73%
2枠 藤原 早菜(岡山・岡山)2コース1着8%
3枠 谷口 佳蓮(愛媛・香川)3コース1着8%
4枠 廣中智紗衣(愛知・東京)4コース1着6%
5枠 山川美由紀(香川・香川)5コース1着6%
6枠 間庭 菜摘(福岡・福岡)6コース1着7%

 準優10Rは1号艇の小芦るり華(佐賀出身・佐賀支部28歳)【写真下】の独壇場か。小芦は最近半年間で1コースは22走して1着16本(1着率73%)、2着4本(2連対率91%)をマークするなど抜群の安定感を誇る。今節もすでに1号艇が2回あったが、いずれも危なげなく逃げ切っていた。準優でも盤石の逃走を見せそう。

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<下関 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 清水 愛海(山口・山口)1コース1着65%
2枠 香川 素子(大阪・滋賀)2コース1着15%
3枠 今井 裕梨(群馬・群馬)3コース1着11%
4枠 野田 彩加(山口・山口)4コース1着13%
5枠 山下 友貴(静岡・静岡)5コース1着6%
6枠 仁科さやか(長崎・長崎)6コース1着0%

 準優11Rは4号艇の野田彩加(山口出身・山口支部22歳)【冒頭の写真】に注目したい。1・5・5・2・1・2・5着で予選12位に入る活躍。自身8回目の準優出を果たした。これまでの準優7走は落・6・3・4・3・3・6着。あと一歩の悔しい思いを何度も重ねてきた。悲願のデビュー初優出を地元下関で飾りたい。

 野田は4コース最近10走が3・4・2・2・3・4・4・1・1・2着で、2連対率50%と上々の成績。前節の宮島オールレディースでは4コースまくり差しを2本決め、今節は2日目10Rで4コースから鋭い差しを見せて2着に入っている。近況4コース好調な野田が、自在なさばきで展開を突いて初優出の切符をつかむ可能性は十分だろう。

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