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下関ジュエルセブンカップ 2日目12Rは3コースまくりで高配当連発中の櫻本あゆみ

2025.11.20

 ボートレース下関(ナイター)での「オールレディース ジュエルセブンカップ」(11月19日~24日開催)が開幕した。19日、初日メインカードの12Rドリーム戦は、1号艇の清水愛海(山口出身・山口支部)が快勝。1コースからコンマ06のトップスタートで逃げ切った。2着には3号艇の小芦るり華(佐賀出身・佐賀支部)、3着には2号艇の今井裕梨(群馬出身・群馬支部)が入り、3連単1-3-2で1090円の4番人気となっている。

 さて激闘の幕が開けた下関オールレディースだが、2日目の注目カードには12Rを挙げたい。

<下関 2日目 12R ジュエル特選>
1枠 廣中智紗衣(愛知・東京)1コース1着42%
2枠 喜多須杏奈(徳島・徳島)2コース1着11%
3枠 櫻本あゆみ(栃木・群馬)3コース1着15%
4枠 間庭 菜摘(福岡・福岡)4コース1着0%
5枠 出口舞有子(愛知・愛知)5コース1着0%
6枠 藤原 早菜(岡山・岡山)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月:2025/5/20~11/19

 レースのカギを握るのは3号艇の櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部37歳)【冒頭の写真】だろう。櫻本は前々節の住之江オールレディースで5日目に3コースまくりを決めて3連単1万1470円の高配当を出し、前節の芦屋一般戦では初日に3コースまくりを決めて3連単1万4710円の高配当を提供。住之江では倉持莉々、芦屋では香川素子が1号艇だったが、強豪の1枠戦を破って大穴を出している。今節も赤いカポックで魅せるのか注目だ。

 櫻本は下関3節連続優出中と当地好相性。2023年に下関オールレディースジュエルセブンカップで優勝しており、今節は2年ぶりのタイトル奪還をめざしての参戦だ。初日2・2着で予選7位と上々のスタートを切っており、V争いをにぎわす存在となってくるのか目が離せない。

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 迎え撃つ1号艇は廣中智紗衣(愛知出身・東京支部44歳)【写真上】だ。廣中は今年5月の下関ヴィーナスシリーズで優勝したばかり。今節は当地2節連続Vがかかる。初日は3・5着で予選19位とやや出遅れており、巻き返しを期す2日目12Rの1号艇になる。前半は8R進入固定の3号艇でも出走する。

 廣中は最近半年間で1コースは19戦8勝の1着率42%。2着が9本もあって2連対率は89%と非常に高いが、あと一歩で勝ち切れないケースが目立つ印象だ。また前節の多摩川戦で1コースからフライングを切ったばかりなのもやや気になるところ。今節は嫌な記憶を払拭したい。

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