レースリポート
三国プリンセスカップはB級勢大暴れ 井上遥妃は予選2位! 奥村明日香は誕生日に連勝
2025.11.14
ボートレース三国(モーニング)の「ヴィーナスシリーズ第17戦 三国プリンセスカップ」(11月12日~17日開催)は14日、予選3日目が終了した。この日の5Rでは人気になっていた土屋南、井上未都、 倉持莉々の3人が1マーク競り合ってそっくり消え、 空いたところへ喜井つかさ、樫葉新心、三嶌さららの3人が差し、3連単6-3-5で21万6620円というピッグ配当が飛び出した。117番人気で、今年の三国では4番目の高配当だった。このレースで土屋は不良航法の減点10となったが、それでも予選15位に踏ん張っている。
現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 高憧 四季(大阪・大阪・A1) 9.80
2位 井上 遥妃(徳島・徳島・B1) 9.20
3位 渡邉 優美(福岡・福岡・A1) 8.20
4位 関野 文(大阪・大阪・A2) 8.20
5位 西橋 奈未(石川・福井・A1) 7.83
6位 中尾 彩香(沖縄・福岡・B1) 7.20
7位 平山 智加(香川・香川・A1) 7.20
8位 藤原 菜希(大阪・東京・A2) 7.00
9位 奥村明日香(福岡・福岡・B1) 7.00
10位 池田奈津美(福岡・福岡・B1) 6.80
11位 千葉 真弥(静岡・静岡・B1) 6.60
12位 小池 礼乃(福岡・福岡・A2) 6.40
13位 津田 裕絵(山口・山口・B1) 6.00
14位 清埜 翔子(埼玉・埼玉・A2) 5.83
15位 土屋 南(岡山・岡山・B2) 5.80
16位 井上 未都(福岡・福岡・B1) 5.80
17位 加藤 奈月(福井・福井・B1) 5.60
18位 坂野さくら(福井・福井・B1) 5.60
※()内は出身・支部・級別の順
今節はA級が16人出場していたが、準優圏内につけているのは半分の8人だけ。B級勢の奮闘が光っている。
B級勢の予選最上位は井上遥妃(徳島出身・徳島支部22歳)【冒頭の写真】だ。2・1・2・1・2着のオール2連対で予選2位につけている。井上遥は5月から10月の直近勝率が6.25で来年1月からはA1級初昇格を決めており、この活躍も驚くべきことではないだろう。
井上遥はこれまで準優出が11回あるが、その枠番は2号艇が2回、3号艇が3回、4号艇が4回、6号艇が2回で、1号艇はまだゼロ。自身初の準優1号艇をめざし、4日目は2R4号艇と8R3号艇で登場する。
B級勢の2番手は中尾彩香。4・4・1・1・2着で予選6位だ。中尾は前節の住之江オールレディースでも予選8位に入る活躍を見せるなど近況実力急上昇中。4日目は1R2号艇と11R4号艇で、自身5回目の準優出を狙う。
B級勢の3番手は奥村明日香(福岡出身・福岡支部24歳)【写真上・中央】だ。今節3日目の11月14日が24歳の誕生日で、3コースまくりと4コースまくりで連勝を飾る圧巻の大活躍。これがデビュー通算37、38勝目で、2連勝は自身初だった。
奥村はこれで3・3・5・1・1着として予選9位まで急浮上。約1年ぶりの準優出が見えてきた。4日目は3R4号艇と7R1号艇で登場。昨年4月の若松男女ダブル戦(予選10位)と昨年11月の平和島ヴィーナスシリーズ(予選14位)に続く自身3回目の準優出をめざす。













