レースリポート
宮島プリンセスカップ 優勝戦は地元4コース強い實森美祐が小野生奈に挑む
2025.11.09
ボートレース宮島でのオールレディース「マンスリーBOATRACE杯宮島プリンセスカップ」(11月5日~10日開催)は9日、準優の5日目が終了。10日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<宮島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 小野 生奈(福岡・福岡)1コース1着85%
2枠 深尾 巴恵(群馬・静岡)2コース1着22%
3枠 川野 芽唯(福岡・福岡)3コース1着24%
4枠 實森 美祐(広島・広島)4コース1着15%
5枠 大瀧明日香(静岡・愛知)5コース1着0%
6枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は最近6カ月:2025/5/10~11/9
予選トップ通過の小野生奈(福岡出身・福岡支部37歳)【写真下】が準優を1コース逃げで快勝。優勝戦のポールポジションを手にした。
小野は最近半年間で1コースは33戦28勝の1着率85%という鉄壁ぶり。7月~10月にかけて1コース13連勝もあった。女子トップクラスの逃げ巧者といって間違いないだろう。今節もここまで2回の1号艇でいずれもしっかり逃げ切っている。優勝に向けて本命となる。
対抗以上にも期待したいのは4号艇、地元の實森美祐(広島出身・広島支部29歳)【冒頭の写真】。というのも實森は宮島の4コース最近10走が4・6・3・2・2・3・3・1・3・3着。8走連続3連対中という抜群の安定感だ。また1着が1本あるが、これが今年7月の宮島男女ダブル戦の優勝戦。4コースから差して先頭争いに加わり、道中で寺田千恵、津田裕絵との三つ巴の大バトルを制して劇的な地元初Vを飾っている。今節はここまで4号艇が1回もなく、"宮島4コース巧者"の力を見せる機会がなかったが、優勝戦で満を持して4コースから魅せるか。
また今節の流れを考えると3号艇の川野芽唯も侮れない。今節ここまで5日間で計60レースが行われ、3コースが13勝(1着率22%)を挙げる大活躍。宮島の今年の3コース1着率は12%だが、その2倍近い数字をたたき出している。赤いカポックが大暴れした今節、それを締めくくるかもしれない3号艇の川野にも注目を。













