蒲郡ヴィーナスシリーズ　準優1号艇は9R長嶋万記、10R武井莉里佳、11R遠藤エミ

　ボートレース蒲郡（ナイター）での「ヴィーナスシリーズ第16戦 ムーンライトプリンセス決定戦」（10月22日～27日開催）は25日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。26日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜蒲郡 5日目 9R 準優勝戦＞
1枠 長嶋　万記（静岡・静岡）1コース1着57%
2枠 中川　りな（福岡・福岡）2コース1着4%
3枠 山下　夏鈴（三重・三重）3コース1着26%
4枠 川野　芽唯（福岡・福岡）4コース1着27%
5枠 片岡　恵里（岡山・山口）5コース1着0%
6枠 千葉　真弥（静岡・静岡）6コース1着9%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（2025年5月～）

　準優9Rは3号艇の山下夏鈴が展開のカギを握ってきそうだ。今節手にしたモーター77号機は前節のG1蒲郡周年で平本真之が乗って優勝した注目機。山下はここまで7走で展示1番時計6本をマークし、5･3･1･3･2･1･5着で予選9位に入る活躍を見せてきた。4日目5Rでは3コースまくりを決めており、準優でも得意のまくりで攻め込んでくる可能性大だろう。

　迎え撃つ1号艇は長嶋万記（静岡出身・静岡支部44歳）【冒頭の写真】だ。2･5･2･1･1･1･2･4着で予選3位に入る活躍。新勝率も6.19に上げ、A1ボーダーに近づいてきた。今節はここまで8走で展示1番時計6本と軽快な舟足を見せており、山下のまくりを封じて逃げ切るパワーは十分にありそうだ。長嶋は現在女子賞金ランキング18位で、クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約314万円差という状況。この差を縮めるためにもまずは優出切符を確保したい。

＜蒲郡 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 武井莉里佳（兵庫・兵庫）1コース1着46%
2枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）2コース1着29%
3枠 水野　望美（愛知・愛知）3コース1着23%
4枠 平川　香織（東京・埼玉）4コース1着6%
5枠 大久保佑香（埼玉・埼玉）5コース1着0%
6枠 松尾　夏海（愛媛・香川）6コース1着7%

　準優10Rの1号艇は武井莉里佳（兵庫出身・兵庫支部25歳）【写真下】。1･4･2･1･1･1･5着の快走を演じて予選2位に入り、自身初の準優1号艇を手にした。武井は今期1コースで22戦10勝の1着率46％とやや苦戦気味。ただ4日目7R進入固定の1号艇では遠藤エミらの攻めをしのいで1コースから逃げ切っており、舟足に自信を深めていることだろう。昨年11月の平和島ヴィーナスシリーズ以来となる約11カ月ぶりの優出をめざし、準優で逃走を図る。

＜蒲郡 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 遠藤　エミ（滋賀・滋賀）1コース1着77%
2枠 平山　智加（香川・香川）2コース1着25%
3枠 細川　裕子（愛知・愛知）3コース1着11%
4枠 土屋　千明（群馬・群馬）4コース1着7%
5枠 刑部亜里紗（静岡・静岡）5コース1着0%
6枠 蜂須　瑞生（群馬・群馬）6コース1着0%

　準優11Rは遠藤エミの独壇場か。1･1･1･2･2･1･2･1着のオール2連対で予選をトップ通過。2連対率2位の好モーター21号機とコンビを組み、まさに鬼に金棒の強さで勝ち上がってきた。今節すでに1号艇を3回経験しており、いずれも危なげなく逃げ切ってきた。準優でも盤石の走りを見せるか。