
レースリポート

昨年蒲郡QC覇者の遠藤エミが久々の当地参戦 初日ドリーム戦に1号艇で登場
2025.10.22
ボートレース蒲郡(ナイター)での「ヴィーナスシリーズ第16戦 ムーンライトプリンセス決定戦」(10月22日~27日開催)が22日に開幕する。今年の女子賞金ランキングで1位の遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部)、6位の川野芽唯(福岡出身・福岡支部)、10位の平山智加(香川出身・香川支部)、16位の細川裕子(愛知出身・愛知支部)など女子トップレーサーが多数参戦。秋のナイター水面で熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。
<蒲郡 初日 12R ドリーム戦>
1枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)1コース1着74%
2枠 平山 智加(香川・香川)2コース1着29%
3枠 細川 裕子(愛知・愛知)3コース1着12%
4枠 長嶋 万記(静岡・静岡)4コース1着29%
5枠 川野 芽唯(福岡・福岡)5コース1着7%
6枠 土屋 千明(群馬・群馬)6コース1着6%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(2025年5月~)
1号艇に座るのは遠藤エミ(37歳)【冒頭の写真】だ。遠藤といえば昨年12月に当地蒲郡でのPG1クイーンズクライマックス(QC)で優勝。涙のティアラ奪還を果たしたのが思い出される。今節はそのとき以来となる約10カ月ぶりの蒲郡参戦。再び主役となるのか注目が集まる。
遠藤は今期1コースで27戦20勝の1着率74%とさすがの成績。ただドリーム戦1号艇はあまり相性が良くなく、5月のびわこオールレディースでは初日ドリーム戦1号艇で5着(3連単9万円台)、前節の大村オールレディースでは初日ドリーム戦1号艇で2着など苦戦も見られる。今節はきっちり逃げ切って流れをつかみたい。
遠藤が今節手にしたモーターは2連対率2位の21号機。7月19日に使用開始されてまだ4節しか使われていないが、7月のルーキーシリーズで中村泰平が優出2着、10月のG1蒲郡周年で末永和也が優出3着と好成績を残しているモーターだ。今節は遠藤がハイパワーに仕上げてV争いを優位に進めるか。

対抗一番手には地元の細川裕子(43歳)【写真上】を挙げたい。今節手にしたモーターは58号機。こちらもまだ4節しか使用されていないが、8月の一般戦では川原正明が節間オール3連対の活躍を見せ、10月のG1蒲郡周年では瓜生正義が優出4着に入っている注目モーターだ。細川がどんな舟足に仕上げてくるのか目が離せない。