レースリポート
芦屋ヴィーナス優勝戦 3号艇の小野生奈はQC出場権賭ける大一番
2025.10.14
ボートレース芦屋(モーニング)での「ヴィーナスシリーズ第15戦スポニチ杯」(10月10日~15日開催)は14日、準優の5日目が終了。15日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<芦屋 最終日 12R 優勝戦>
1枠 渡邉 優美(福岡・福岡)優出85回目19V
2枠 川野 芽唯(福岡・福岡)優出99回目18V
3枠 小野 生奈(福岡・福岡)優出119回目25V
4枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)優出20回目1V
5枠 平山 智加(香川・香川)優出173回目43V
6枠 松尾 夏海(愛媛・香川)優出44回目5V
※()内は出身・支部の順
予選上位3人が準優できっちり1コースから逃げ切り、優勝戦1~3号艇に地元福岡勢が並ぶことになった。
1号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部33歳)【写真上】は今節ここまで1・1・1・3・2・1・1・2・1着のオール3連対。2連対率1位のモーター9号機を引き当てて注目を集めるなか、9走で7本の展示1番時計を出すなど圧倒的な快速パワーを見せて勝ち上がってきた。
渡邉は今期1コースで32戦24勝の1着率75%とさすがの成績。今節3回あった1号艇でいずれも逃げ切っており、優勝戦に向けて不安はないだろう。今年5回目の優勝を飾ってSGボートレースクラシックの出場権へ1歩前進するか。
2号艇の川野芽唯は3・1・2・1・1・1・1・1・1着。2日目後半から怒涛(どとう)の6連勝中だ。川野は2017年6月に10連勝をマークした経験があり、それに次ぐ自己2位タイの連勝記録となっている。
川野は今期2コースで21戦8勝の1着率38%と好調。8勝の内訳はまくりで6勝、差しで2勝となっており、近況は2コースから思い切って握って攻めるケースが多い。優勝戦ではどんな作戦でくるのか目が離せない。
3号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部37歳)【冒頭の写真】は1・3・1・3・1・1・2・1・1着。2日目にリング1本、3日目にリング2本を交換するなど整備を繰り返しながらオール3連対で勝ち上がってきた。5月の芦屋オールレディースに続く当地2節連続Vへ望みがつながっている。
小野は今年の女子賞金ランキングが現在12位。PG1クイーンズクライマックス(QC)の出場権争いの渦中にいる。ここで大きな賞金を上積みしてボーダー付近から1歩抜け出したいところだ。












