
レースリポート

芦屋ヴィーナス 2日目ドリーム戦は今期2コース1着率58%の田口節子
2025.10.10
ボートレース芦屋(モーニング)で「ヴィーナスシリーズ第15戦スポニチ杯」(10月10日~15日開催)が開幕した。10日、初日メインカードの12R「サンライズドリーム」は1号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部)が1コースから逃げ切り快勝。1分46秒5の初日最速タイムをマークし、後続に3秒0の大差をつけて1着ゴールを駆け抜けた。2着には2号艇の寺田千恵(福岡出身・岡山支部)、3着には3号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部)が入り、3連単1-2-3で640円の3番人気となっている。
2日目のメインカードは12Rの「アシ夢ドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<芦屋 2日目 12R アシ夢ドリーム>
1枠 川野 芽唯(福岡・福岡)1コース1着81%
2枠 田口 節子(岡山・岡山)2コース1着58%
3枠 大瀧明日香(静岡・愛知)3コース1着31%
4枠 平山 智加(香川・香川)4コース1着11%
5枠 中川 りな(福岡・福岡)5コース1着6%
6枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(2025年5月~)
注目は2号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【冒頭の写真】だ。田口は今期2コースで12走し2・5・1・3・3・1・1・1・5・1・1・1着。12戦7勝の1着率58%という異次元の成績を残している。前節の大村オールレディースではドリーム戦で2コース差しを決めて1コースの遠藤エミを破っていた。女子最強の2コース巧者が今節も黒いカポックで魅せるのか。
田口は前々節の児島オールレディースと前節の大村オールレディースで優勝しており現在2節連続V中。近況絶好調だ。しかし今節は初日11R6号艇の1回走りで登場し、6コースからまさかの6着大敗。苦しい滑り出しとなった。今節手にしたモーター58号機はこれまで13節使用されて優出ゼロというモーター。立て直しが急務だ。2日目は4R進入固定1号艇と12R2号艇の内枠2走で挽回なるか注目が集まる。

迎え撃つ1号艇は地元の川野芽唯(福岡出身・福岡支部39歳)【写真上】だ。今期1コースは32戦26勝で1着率81%という女子トップクラスの数字。現在1コース7連勝と好調な走りが続いている。
川野にとって芦屋は通算14優出3Vの実績がある好相性水面。特に近年は当地女子レース最近5節で4優出2Vと活躍が光り、2022年12月のオールレディースで優出2着、2023年11月のオールレディースで優勝、今年1月のオールレディースで優勝、今年5月のオールレディースで優出2着とV争いを沸かせてきた。今節もシリーズを引っ張る存在となってくるのか。