
レースリポート

大村オールレディース 田口節子が準優逆転1着の1号艇で2場所連続V狙う
2025.10.02
ボートレース大村(ナイター)の「オールレディース競走」(9月27日~10月2日開催)は10月1日に準優の5日目が終了。2日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<大村 最終日 12R 優勝戦>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)1コース1着86%
2枠 川野 芽唯(福岡・福岡)2コース1着37%
3枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)3コース1着25%
4枠 平山 智加(香川・香川)4コース1着11%
5枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)5コース1着13%
6枠 北村 寧々(長崎・長崎)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(2025年5月~)
予選トップ通過だった田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【冒頭の写真】が優勝戦1号艇を手にした。準優11Rでは1コースから逃げ切れず、5コースからまくり差した北村寧々に先行を許す苦しい展開となったが、2周2マークで逆転に成功して1着。なんとかポールポジションを確保した。優勝戦では準優の反省を生かしてすんなり逃げ切りたいところ。前節の児島オールレディースに続く2場所連続Vを狙う。

2号艇は川野芽唯(福岡出身・福岡支部39歳)【写真上】。機力は今節ナンバーワンとの呼び声も高く、2・1・1・6・1・1・4・1着と5勝を挙げる活躍で勝ち上がってきた。川野は今期(5月~)2コースで19戦7勝の1着率37%と好成績。前期(昨年11月~今年4月)は2コースで17戦1勝の1着率6%と苦戦していたが、近況大幅に成績アップしている。今期2コース7勝の決まり手内訳は、まくりで5勝、差しで2勝。2コースから握って攻め切る展開が増えたことが成績上昇の大きな要因の1つとなっている。この優勝戦でも思い切った2コースまくりを狙ってくる可能性があるかもしれない。
3号艇は遠藤エミ。大村で2016年G2レディースチャレンジカップ、2017年PG1クイーンズクライマックス、2022年SGボートレースクラシックなど数々の大きなタイトルを手にしてきた遠藤が、今節もきっちり優勝戦まで勝ち上がってきた。大村での3コースは通算19戦7勝で1着率37%と好成績なだけに楽しみなところ。今節ここまで一度も3号艇がなかっただけに、優勝戦で赤いカポックを着てどんな攻めを見せるのか目が離せない。
そのほかにも4号艇には2日目からオール2連対と好調な平山智加、5号艇には今期まくり1着14本と女子屈指の速攻力を誇る小芦るり華、6号艇にはデビュー初優出を果たした地元の北村寧々と好メンバーがそろった。果たして栄冠を手にするのは誰になるのか。