
レースリポート

大村QCのトライアル前哨戦!? 遠藤エミと守屋美穂が準優9Rの1・2号艇で対決
2025.10.01
ボートレース大村(ナイター)の「オールレディース競走」(9月27日~10月2日開催)は9月30日に4日目が終わって予選ラウンドが終了。10月1日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<大村 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)1コース1着73%
2枠 守屋 美穂(岡山・岡山)2コース1着33%
3枠 小芦るり華(佐賀・佐賀)3コース1着38%
4枠 小池 礼乃(福岡・福岡)4コース1着0%
5枠 喜多須杏奈(徳島・徳島)5コース1着6%
6枠 加藤 綾(三重・三重)6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期(2025年5月~)
準優9Rは1号艇に遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部37歳)【冒頭の写真】、2号艇に守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【写真下】が入った。今年の女子賞金ランキングは現時点で遠藤が1位、守屋が4位。もしこのままいけば年末の大村PG1クイーンズクライマックス(QC)のトライアル初日12Rで1号艇・遠藤、2号艇・守屋になる順位だ。この準優はまさに大村QCの前哨戦といえそうなレースだ。
ちなみに遠藤と守屋の直接対決の成績(どちらが先着したか)を見ると、最近10戦では守屋が8勝2敗と圧倒的に分がいい。今節はどんな勝負を演じるのか。

ただ内枠2人に注目が集まるが、侮れないのは3号艇の小芦るり華だ。小芦は今期(5月~)3コースで21戦8勝の1着率38%という好成績。8勝はすべて"まくり"でマークしている。7月の唐津ヴィーナスシリーズでは準優3号艇で3コースまくりを決めて3連単1万8230円の高配当を出した実績もある。遠藤と守屋を相手にしても果敢に攻め込んでくる可能性大か。
<大村 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 川野 芽唯(福岡・福岡)1コース1着81%
2枠 平山 智加(香川・香川)2コース1着36%
3枠 三浦 永理(静岡・静岡)3コース1着24%
4枠 高田ひかる(三重・三重)4コース1着19%
5枠 海野ゆかり(広島・広島)5コース1着8%
6枠 渡邉 優美(福岡・福岡)6コース1着7%
準優10Rの1号艇は川野芽唯。2・1・1・6・1・1着で予選2位に入る活躍を見せてきた。川野は今期1コースで31戦25勝の1着率81%という充実ぶり。準優でも鉄壁の逃走を見せるのか。
ただ2号艇には3日目から3連勝中と好調な平山智加、3号艇には3コースまくり差しを十八番とする三浦永理、4号艇にはチルトを跳ねてカド一撃を狙ってきそうな高田ひかる、外枠にもアウトから展開を突くのに長ける海野ゆかりと渡邉優美ら好メンバーがそろっている。何が起こっても不思議ではなさそうな好番組だ。
<大村 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)1コース1着85%
2枠 山田 理央(愛媛・香川)2コース1着23%
3枠 小野 生奈(福岡・福岡)3コース1着14%
4枠 関野 文(大阪・大阪)4コース1着15%
5枠 北村 寧々(長崎・長崎)5コース1着0%
6枠 片岡 恵里(岡山・山口)6コース1着0%
準優11Rは予選トップ通過の田口節子が1号艇。1・1・1・1・4・2・2着と開幕4連勝を飾るなどV争いをけん引してきた。
ちなみに田口は今期1コースで27戦23勝の1着率85%。田口の1コース戦を破った4人は茅原悠紀、香川素子、山本寛久、小野生奈だ。このなかの1人、小野が準優11Rの3号艇に入っている。8月の徳山ヴィーナスシリーズの優勝戦で、2コースの小野がまくりを決めて1コースの田口を破ったのが記憶に新しいところ。小野が再び牙をむくことになるのか。