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めざせ来年のヤングダービー 大村出場中の刑部亜里紗や小芦るり華ら期待!

2025.09.29

 ボートレース大村(ナイター)の「オールレディース競走」(9月27日~10月2日開催)は28日、予選2日目が終了した。田口節子(岡山出身・岡山支部)が1・1・1・1着の開幕4連勝で予選首位を快走。予選2位に小池礼乃(福岡出身・福岡支部)、予選3位に小野生奈(福岡出身・福岡支部)がつけている。

 さて、28日のボートレース界は宮島ヤングダービーが話題の中心に。優勝戦は記憶に残る大激戦となり、前田滉が第12代ヤング王者に輝いた。

 次回のヤングダービーは来年9月に若松で開催されるが、その選考期間は7月1日からすでにスタートしている。現時点での選考勝率の女子上位15人は以下のとおり。

1位 清水 愛海(山口・山口・25歳)7.05
2位 高憧 四季(大阪・大阪・25歳)6.91
3位 山本 梨菜(佐賀・佐賀・27歳)6.70
4位 刑部亜里紗(静岡・静岡・28歳)6.50★
4位 米丸 乃絵(熊本・福岡・24歳)6.50★
6位 實森 美祐(広島・広島・29歳)6.43
7位 小芦るり華(佐賀・佐賀・28歳)6.39★
8位 山田 理央(愛媛・香川・25歳)6.34★
9位 井上 遥妃(徳島・徳島・22歳)6.27
10位 武井莉里佳(兵庫・兵庫・25歳)6.06★
11位 柴田 百恵(静岡・静岡・25歳)5.94
12位 平川 香織(東京・埼玉・25歳)5.85
13位 山下 夏鈴(三重・三重・28歳)5.75
13位 藤原 早菜(岡山・岡山・24歳)5.75
15位 山口真喜子(長崎・長崎・28歳)5.64
※()内は出身・支部・年齢の順
※★は大村オールレディース出場中

 今年の宮島ヤングダービーの出場ボーダー勝率は5.96(※予備繰り上がり出場を除く)だったが、現時点でこの数字を超えている女子レーサーは10人もいる。今年の宮島大会は女子の出場が4人だったが、来年の若松大会では大幅増になる可能性もありそうだ。

 大村オールレディースに出場中のレーサーでは刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部・28歳)【冒頭の写真】に期待したい。今年の宮島大会は選考勝率5.84の予備6位で惜しくも出場権ならず。昨年の桐生大会も選考勝率5.70の予備10位で出場を逃しており、2年続けてあと一歩の悔しい思いを味わっている。刑部は1997年5月生まれで、来年5月で29歳になるためヤングダービーは来年が最後。ラストチャンスでの初出場へ燃えていることだろう。現時点で選考勝率6.50と好調な滑り出しを見せているだけに今後も注目だ。

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 小芦るり華(佐賀出身・佐賀支部・28歳)【写真上】は2023年の下関大会でヤングダービー初出場。選考勝率6.44の好成績で悠々と出場権を勝ち取った。しかし昨年と今年は勝率を伸ばせず落選。来年は3年ぶり2回目の出場をめざす。今節はここまで1・3・4着で予選9位と気配上々なだけに、勝率アップを狙いたいところだ。

 そのほかの今節出場中のヤング世代では、谷口佳蓮(愛媛出身・香川支部・23歳)が2・1・2着で予選7位、山田理央(愛媛出身・香川支部・25歳)が1・2・6着で予選14位、9月28日が24歳の誕生日だった北村寧々(長崎出身・長崎支部・24歳)が3・2・4着で予選17位と準優圏内につけている。宮島ヤングダービー優勝戦を見て大いに刺激を受けたであろうヤング世代のレーサーたちに注目しておきたい。

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