
レースリポート

桐生オールレディース 香川素子が2コース強襲で優勝! 1号艇・清水愛海は無念の2着
2025.09.27
ボートレース桐生(ナイター)の「オールレディース 第58回日刊スポーツ杯」(9月21日~26日開催)が終了した。26日の優勝戦は2号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部48歳)【写真2枚】が快勝。2コースから鮮やかなまくりを決めた。2着には1号艇の清水愛海(山口出身・山口支部)、3着には4号艇の鎌倉涼(大阪出身・大阪支部)が入り、3連単2-1-4で4150円の15番人気となっている。
勝った香川は昨年11月の平和島ヴィーナスシリーズ以来となる約10カ月ぶりの優勝で通算29V。桐生では2012年男女ダブル戦に続いて当地2回目の優勝となった。

勝ち上がりのピットでは「ターンマークに行くまでにちょびっと伸びたので、(相手が)落としたら行こうと思って、まさか決まるとは思わず、ビックリ。足は良かったです、モーターのおかげです。取り合えずフライングしないように気を付けます」と苦笑まじりに語った。
香川は今年ここまで15節走って3優出0Vとなかなかリズムに乗れず、前期F2の影響で2~5月にかけて90日間のF休みもあるなど苦しい時期が続いていた。しかし今節は2連対率4位の好モーターを引き当てると、3・2・1・1・1・3・3・1・1着のオール3連対で頂点に立つ快走。底力を見せつける一節だった。
香川の次節は10月1日からの平和島一般戦に出場予定。平和島は昨年11月のヴィーナスシリーズで優勝するなど2Vの実績がある好相性水面なだけに楽しみだ。
一方、清水愛海は自身初の優勝戦1号艇だったが、逃げ切りならず無念の2着。悔しい結末となった。それでも今節は1・1・1・3・1・1・1・2・1・2着で10戦7勝のオール3連対という大活躍。今年ここまで16節走って1優出0Vと苦戦していたのがウソのように快走を演じた。
清水はこれまで通算10回の優出があるが、季節別に見ると、9~11月の秋頃が5回と半分を占め、12~2月の冬場も4回を数える(※それ以外は8月が1回)。秋から冬にかけてリズムを上げてくるタイプの清水が、今年もここから快進撃を始めるのか注目しておきたい。