桐生オールレディース　3コース得意な湯淺紀香が4日目9Rで準優へ勝負駆け

　ボートレース桐生（ナイター）の「オールレディース 第58回日刊スポーツ杯」（9月21日～26日開催）は23日、予選3日目が終了した。清水愛海（山口出身・山口支部）が1･1･1･3･1着で予選首位を快走。予選2位に香川素子（大阪出身・滋賀支部）、予選3位に地元の蜂須瑞生（群馬出身・群馬支部）がつけている。

　さて予選最終日を迎える桐生ナイターだが、4日目の注目カードには9Rを挙げたい。

＜桐生 4日目 9R 予選＞
1枠 滝沢　織寧（埼玉・埼玉）予選37位
2枠 黒澤めぐみ（神奈川･東京）予選15位
3枠 湯淺　紀香（群馬・群馬）予選18位
4枠 宇野　弥生（埼玉・愛知）予選27位
5枠 山崎小葉音（徳島・群馬）予選5位
6枠 今井　美亜（富山・福井）予選6位
※()内は出身・支部の順

　展開のカギを握るのは3号艇の湯淺紀香（群馬出身・群馬支部26歳）【冒頭の写真】。湯淺は今期(5月～)3コースで13戦5勝の1着率39％という好成績。まくりで4勝、抜きで1勝を挙げており、思い切って速攻を仕掛けてくるケースが多い。このレースでもまくりを狙ってくるか。

　湯淺は今節ここまで1･4･4･1･5着で予選18位。4日目はこの9Rの1回走りで勝負駆けだ。7月の戸田ヴィーナスシリーズと8月の福岡男女ダブル戦で優出(ともに4着)するなど近況勢いに乗っている湯淺が、準優進出をめざしてどんな走りを見せるのか目が離せない。

　舟券での話題は6号艇の今井美亜（富山出身・福井支部35歳）【写真上】。今井は前々節の常滑ヴィーナスシリーズの初日12Rドリーム戦で6コースまくり差しを決めて3連単17万円台の超大穴を出し、前節の児島オールレディースでは最終日10R選抜戦で再び6コースまくり差しを決めて3連単5万円台の高配当を提供。近況2節連続で6コースから1着を奪っているだけに注目だ。

　そのほかにも見逃せないレーサーが並ぶ。1号艇の滝沢織寧は1コース通算3勝目(6月多摩川以来)をめざす戦い。2号艇の黒澤めぐみは予選15位につけておりこの9Rが1回走りで勝負駆けだ。4号艇の宇野弥生は予選27位(1Rと2回走り勝負)と今節苦戦しているものの4コース戦なら一撃の期待十分。5号艇の山崎小葉音は予選5位と今節好調。それぞれに狙い目がある激戦レースだ。