桐生オールレディース　初日ドリーム戦は上位機多数　土屋千明が逃走へ

　ボートレース桐生（ナイター）の「オールレディース 第58回日刊スポーツ杯」（9月21日～26日開催）が21日に開幕する。土屋千明（群馬出身・群馬支部）と今井裕梨（群馬出身・群馬支部）の地元A1勢や、鎌倉涼（大阪出身・大阪支部）、長嶋万記（静岡出身・静岡支部）らが参戦。上州のナイターで熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「桐生ドリーム戦」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜桐生 初日 12R 桐生ドリーム戦＞
1枠 土屋　千明（群馬・群馬）1コース1着52%
2枠 大瀧明日香（静岡・愛知）2コース1着11%
3枠 清水　愛海（山口・山口）3コース1着16%
4枠 櫻本あゆみ（栃木・群馬）4コース1着9%
5枠 香川　素子（大阪・滋賀）5コース1着13%
6枠 金田　幸子（岡山・岡山）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　1号艇は土屋千明(43歳)【冒頭の写真】。地元の期待を背負って絶好枠で登場する。土屋は今年1コースで33戦17勝の1着率52％とやや苦戦。特に今期（5月～）に入ってからは15戦6勝で1着率40％となかなか勝ち切れていない。それでも土屋は今期勝率6.35をマークしており、前節の戸田一般戦で優出するなど近況リズムは上々。今節はドリーム戦1号艇で白星を飾って勢いに乗り、2節連続優出へ突き進みたいところだ。

　また土屋が手にしたモーター12号機は2連対率今節2位の好素性機。これまで19節使用されて5優出1Vの実績がある。良機からパワーを引き出してV争いを引っ張る存在になってくるか。

　そのほかにも初日ドリーム戦メンバーは上位機を引き当てたレーサーが多い。5号艇の香川素子（大阪出身・滋賀支部48歳）【写真上】は2連対率今節4位のモーター20号機、4号艇の櫻本あゆみは2連対率同6位のモーター46号機、6号艇の金田幸子は2連対率同7位のモーター71号機をゲット。2連対率トップ7のうち4基が初日ドリーム戦に出てくることになる。

　舟券のカギとなるのは5号艇の香川素子か。香川は今期に入って5コースから2勝を挙げるなど3連対率が67％という高い数字。アウトから巧みに展開を突いてきそうだ。