若松ヴィーナス　西橋奈未と實森美祐の119期勢が優勝戦1･2号艇！　通算39回目の対戦

　ボートレース若松（ナイター）の「ヴィーナスシリーズ第14戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」（9月14日～19日開催）は18日、準優の5日目が終了。19日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜若松 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 西橋　奈未（石川・福井）優出47回目8V
2枠 實森　美祐（広島・広島）優出28回目3V
3枠 川野　芽唯（福岡・福岡）優出97回目18V
4枠 渡邉　優美（福岡・福岡）優出84回目19V
5枠 高憧　四季（大阪・大阪）優出20回目2V
6枠 小野　生奈（福岡・福岡）優出118回目25V
※()内は出身・支部の順

　優勝戦1号艇は西橋奈未（石川出身・福井支部29歳）【冒頭の写真・左】。1･4･1･1･1･2･1･1･1着と9戦7勝のピンラッシュでポールポジションを獲得した。

　ただ、不安要素がないわけではない。西橋は今節ここまで1号艇で3戦3勝だが、2日目12Rでは3コースの高憧四季にまくられながらもなんとか踏ん張って1着、4日目10Rでは2コースの木村紗友希に差し切られるも2マークで逆転して1着、5日目11R準優では3コースの高憧四季にまくらるも2マークで逆転して1着と、3回いずれもすんなりとは逃げ切れていない。優勝戦ではいかに勝ち切るのか注目だ。

　2号艇は實森美祐（広島出身・広島支部29歳）【写真上】。西橋と實森の119期コンビが優勝戦内枠に並ぶことになった。

　2人の直接対決は今節初だが、過去には38回あり、先着したほうを勝ちとすると西橋が20勝、實森が18勝とほぼ互角。ちなみに「1号艇・西橋、2号艇・實森」という組み合わせは過去4回あったが、2019年7月の下関ヴィーナスシリーズ（西橋1着、實森5着）、2022年1月の尼崎レディースVSルーキーズバトル（西橋1着、實森3着）、2023年6月の丸亀ヴィーナスシリーズ（西橋1着、實森2着）、2025年6月の三国男女ダブル戦（西橋1着、實森6着）で、いずれも西橋が1コースから逃げ切っている。

　通算5回目の1･2号艇対決はどんな展開となるのか。實森は今節初日ドリーム戦で2コース差しを決めるなど、今年2コースは28戦10勝の1着率36％と好成績なだけにチャンス十分だろう。

　なお優出メンバー6人の今年の女子賞金ランキングは、西橋が10位、實森が12位、川野が7位、渡邉が4位、高憧が17位、小野が13位。全員が20位以内につけている。どのレーサーも大きな賞金を上積みしたい状況。優勝戦は白熱の展開になる。