
レースリポート

若松ヴィーナス 西橋奈未と實森美祐の119期コンビが予選順位ワンツー
2025.09.18
ボートレース若松(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ第14戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」(9月14日~19日開催)は17日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。18日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<若松 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 川野 芽唯(福岡・福岡)通算96優出18V
2枠 山田 理央(愛媛・香川)通算0優出0V
3枠 小野 生奈(福岡・福岡)通算117優出25V
4枠 柴田 百恵(静岡・静岡)通算1優出0V
5枠 向井田真紀(広島・広島)通算1優出0V
6枠 山川美由紀(香川・香川)通算385優出82V
※()内は出身・支部の順
9Rは2号艇の山田理央に注目したい。これまで準優出は25回を数えるも優出はゼロ。挑んでは跳ね返されの悔しい思いを重ねてきた。しかし今節はここまで2・4・1・2・1・1・3着と好調で予選4位に入る活躍。初優出へ機運は高まっている。
また山田は今期(5月~)2コースで11走して1着3本、2着4本をマークしており、2連対率64%と上々の成績。前期が2コース2連対率33%だったことを考えると近況の成長ぶりは著しい。
この準優9Rは1号艇に川野芽唯、3号艇に小野生奈と地元のG1タイトルホルダーが入る強力な番組だが、山田がどんな走りを見せるのか注目したいところ。2021年11月のデビューから約4年、26回目の準優挑戦で初優出なるか。
<若松 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 實森 美祐(広島・広島)通算27優出3V
2枠 渡邉 優美(福岡・福岡)通算83優出19V
3枠 平川 香織(東京・埼玉)通算10優出0V
4枠 井上 遥妃(徳島・徳島)通算4優出0V
5枠 片岡 恵里(岡山・山口)通算46優出5V
6枠 木村紗友希(静岡・静岡)通算4優出0V
10Rは實森美祐(広島出身・広島支部29歳)【写真下】が1号艇で登場。4・1・2・1・1・2・4着で予選2位に入る活躍を見せてきた。8月のSGボートレースメモリアルで瓜生正義が優勝戦1号艇に乗ったモーター14号機とコンビを組み、ここまで7走で4本の展示1番時計をマーク。前評判どおりの快速パワーを発揮している。
實森は今期1コースで18戦15勝の1着率83%という女子トップクラスの成績。今節ここまで2回あった1号艇でいずれも逃げを決めており、準優に向けて準備万端だろう。7月の宮島男女ダブル戦(優勝)以来となる4節ぶりの優出を狙う。

<若松 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 西橋 奈未(石川・福井)通算46優出8V
2枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)通算9優出0V
3枠 高憧 四季(大阪・大阪)通算19優出2V
4枠 中尾 彩香(沖縄・福岡)通算1優出0V
5枠 深川麻奈美(熊本・福岡)通算46優出5V
6枠 米丸 乃絵(熊本・福岡)通算8優出0V
11Rの1号艇は西橋奈未(石川出身・福井支部29歳)【冒頭の写真】。1・4・1・1・1・2・1着のピンラッシュで予選トップ通過を果たした。西橋の予選1位は5月のびわこオールレディース(優勝)と6月の三国男女ダブル戦(優勝)に続いて今年3回目だ。準優をきっちり勝ち切って優勝戦1号艇を確保したいところ。西橋と實森の119期コンビが優勝戦内枠に並ぶことになるのか。
侮れないのは3号艇の高憧四季だろう。西橋と高憧は2日目12Rドリーム戦の1・3号艇で対戦したばかり。そのときは高憧が3コースからまくって先頭に立ちかけるも、西橋が踏ん張って2マークで競り勝ち、1着西橋、2着高憧という結果だった。あの激闘から3日、奇遇にもまた1・3号艇で対決することになった2人が、今度はどんな勝負を演じるのか目が離せない。