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若松ヴィーナス得点率上位はヤング独占! 刑部亜里紗、山田理央、平川香織が準優1号艇狙う

2025.09.17

 ボートレース若松(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ第14戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」(9月14日~19日開催)は16日、予選の3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位 西橋 奈未(石川・福井) 10.00
2位 實森 美祐(広島・広島) 9.40
3位 刑部亜里紗(静岡・静岡) 8.80
4位 山田 理央(愛媛・香川) 8.60
5位 平川 香織(東京・埼玉) 8.60
6位 川野 芽唯(福岡・福岡) 8.60
7位 高憧 四季(大阪・大阪) 8.33
8位 渡邉 優美(福岡・福岡) 8.33
9位 片岡 恵里(岡山・山口) 7.80
10位 柴田 百恵(静岡・静岡) 7.60
11位 山川美由紀(香川・香川) 7.20
12位 井上 遥妃(徳島・徳島) 7.20
13位 小野 生奈(福岡・福岡) 7.00
14位 向井田真紀(広島・広島) 7.00
15位 中尾 彩香(沖縄・福岡) 7.00
16位 小池 礼乃(福岡・福岡) 6.80
17位 木村紗友希(静岡・静岡) 6.50
18位 深川麻奈美(熊本・福岡) 6.50
※()内は出身・支部の順

 西橋奈未が1・4・1・1・1着で予選首位を快走。實森美祐が4・1・2・1・1着で予選2位に浮上し、119期コンビのシリーズリーダー争いとなってきた。4日目は西橋が6R5号艇と10R1号艇、實森が7R3号艇と12R6号艇(※11Rと12Rは一般戦)で登場。予選トップ通過を果たすのは誰になるのか。

 そして3位以下には129期の刑部亜里紗、同じく129期の山田理央、122期の平川香織と若手勢が続いている。準優1号艇の座をめぐる熾烈(しれつ)な争いとなりそうだ。

 刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部28歳)【冒頭の写真】は今節ここまで2・3・3・2・1着。オール3連対の活躍を見せている。今節手にしたモーター3号機は、前節のSGボートレースメモリアルで菅章哉が乗り、チルト3度でのまくりを2本決めるなど見せ場をつくっていたモーター。刑部はここまで全走チルト0度で走り、上々のパワーを披露している。4日目は4R5号艇と11R1号艇(※一般戦)で登場。昨年6月の三国ヴィーナスシリーズ(予選2位)以来となる自身2回目の準優1号艇を狙う。

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 山田理央(愛媛出身・香川支部25歳)【写真上】は2・4・1・2・1着。3日目11Rで6コースまくり差しを決める快走を見せ、一気に予選4位まで上がってきた。ここまで5走で展示1番時計4本と快速ぶりが光っている。山田は7月の下関ミッドナイトレースで予選2位に入って初めて準優1号艇に乗ったばかり。5節ぶり2回目の準優1号艇へチャンス到来だ。4日目は5R2号艇(予選進入固定)と11R4号艇(※一般戦)で登場。11Rは刑部と直接対決になっており、同期でどんな勝負を演じるのか注目だ。

 平川香織は2・3・2・2・1着のオール3連対。予選5位に浮上してきた。平川は2023年4月の住之江オールレディース(予選3位)で準優1号艇に乗った経験があるが、そのあとしばらく遠ざかっている状態。今節は約2年5カ月ぶりとなる2回目の準優1号艇が手の届くところにある。5日目は8R4号艇の1回走りで登場だ。

 なお西橋が29歳、實森も29歳、刑部が28歳、山田が25歳、平川が25歳で、ヤング世代が予選1~5位を占める展開。若手勢が勢いを見せている今節だ。ここままヤング世代がV争いを引っ張るのか、それとも中堅・ベテラン勢が巻き返すのか。シリーズ後半戦も目が離せない。

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