
レースリポート

若松ヴィーナス 野田部宏子の12号機や井上遥妃の30号機など好モーターに注目
2025.09.16
ボートレース若松(ナイター)の「ヴィーナスシリーズ第14戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」(9月14日~19日開催)は15日、予選の2日目が終了した。2日目メインカードの12R「2ndドリーム」は、1号艇の西橋奈未(石川出身・福井支部)が辛勝。3号艇の高憧四季(大阪出身・大阪支部)が3コースからまくり切ったかと思われたが、立て直した西橋が2マークで内から競り勝って先頭に立った。3着には2号艇の川野芽唯(福岡出身・福岡支部)が入り、3連単1-3-2で1030円の3番人気となっている。
さてシリーズ序盤を終えた若松だが、今節ここまで好素性モーターがしっかり結果を出している印象。2連対率上位10基のモーターを手にしたレーサーとその着順は以下のとおり。
1位 12号機 野田部宏子 3・6・1着
2位 46号機 西橋 奈未 1・4・1・1着
3位 30号機 井上 遥妃 3・2・3着
4位 34号機 柴田 百恵 1・3・5着
5位 14号機 實森 美祐 4・1・2・1着
6位 11号機 山口真喜子 4・1・6着
7位 6号機 向井田真紀 2・1・2着
8位 10号機 薮内 瑞希 4・2・3着
9位 44号機 犬童 千秋 2・3・4着
10位 7号機 山下 友貴 6・3・6着
2連対率1位のモーターを引いた野田部宏子(福岡出身・福岡支部35歳)【冒頭の写真】は今節ここまで3・6・1着。2日目5Rの進入固定戦で1コース逃げを決め、得点率6.00の予選21位まで上がってきた。
野田部のモーター12号機は、3月のSGボートレースクラシックで塩田北斗が優出2着に入り、8月のSGボートレースメモリアルでは仲谷颯仁がSG初優出(5着)を飾った注目機。女子戦でも6月のオールレディースで金田幸子が乗って優出2着に入っている。3日目以降もどんな舟足を見せるのか楽しみだ。
また野田部は地元若松との水面相性が良く、2023年5月のヴィーナスシリーズで優出5着に入った実績。また2023年6月のオールレディースでは予選3位(準優1号艇6着)、今年3月のヴィーナスシリーズでは予選1位(準優1号艇5着)と近況若松で好走が続いている。今節もV争いを沸かせる存在となってくるのか。3日目は2R6号艇と11R5号艇の外枠2走で予選突破へ大事な日となる。

井上遥妃(徳島出身・徳島支部22歳)【写真上】が引いた2連対率3位のモーター30号機も大注目機だ。3月のSGボートレースクラシックで佐藤隆太郎が乗ってSG初準優出・初優出・初Vをマーク。6月のオールレディースでは嶋田有里が引き当て、デビュー初準優出・初優出の大躍進を見せた。近況も8月のミッドナイトレースで永井源がオール2連対Vを飾るなど好調を維持している。
井上は今節ここまで3・2・3着の得点率7.00で予選14位。3日目は4R2号艇と12R4号艇で登場だ。パワーを見せつけて今節初白星を飾るのか注目したい。