
レースリポート

児島オールレディース最終日 優出ならずも選抜戦に全力を注ぐ野田なづき
2025.09.13
ボートレース児島の「オールレディース 第37回瀬戸の女王決定戦」は、きょう13日が最終日。12Rで優勝戦が行われる(下図参照)。

優勝候補筆頭は「舟足は全部いい」と語る田口節子だが、経験豊富な平山智加・寺田千恵・魚谷香織・鎌倉涼が虎視眈々(たんたん)。さらに攻撃力で秀でる松尾夏海がカド戦となりそうなこともあり、予想の幅が広がる優勝戦となった。

こうしたファイナリストに加わることはできなかったが、今シリーズの活躍が目立った1人に野田なづき(佐賀出身・佐賀支部25歳)【写真2枚】がいる。「出足系を中心に全体的にいい」という舟足を味方に、混戦をしのぎながら準優勝戦に進出。結果4着で、優出はならなかったが、最終日は3R一般戦と11R選抜戦(下図参照)の2走となった。

その前半の3Rはスタートで後手を踏み展開がなく5着敗退。良かった出足系に甘さが出ていたこともあり、再調整して臨むのが11R選抜戦だ。
125期の若手ながら、まくり差しに威力があり奇数コースで結果を出しているのが野田なづき。この11R選抜戦は1号艇の守屋美穂が主軸ながら、展開のアクセントになる可能性大。果敢なレースに期待したい。