児島優勝戦は4号艇が近況3連続V　瀬戸の女王は青いカポックの松尾夏海か!?

　ボートレース児島の「オールレディース 第37回瀬戸の女王決定戦」（9月8日～13日開催）は12日、準優の5日目が終了。13日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜児島 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 田口　節子（岡山・岡山）1コース1着79%
2枠 平山　智加（香川・香川）2コース1着32%
3枠 寺田　千恵（福岡・岡山）3コース1着24%
4枠 松尾　夏海（愛媛・香川）4コース1着12%
5枠 魚谷　香織（山口・福岡）5コース1着6%
6枠 鎌倉　　涼（大阪・大阪）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　予選トップ通過の田口節子（岡山出身・岡山支部44歳）【写真下】が準優で1コース逃げを決めてポールポジションを獲得した。田口は今年1コースで42戦33勝の1着率79％というさすがの成績。今節は2日目12R、4日目11R、5日目12R準優と3回の1号艇があったが、いずれも危なげなく1コースから逃げ切ってきた。優勝戦に向けて不安要素は見当たらない。

　ただ、近況の児島は優勝戦で不思議な現象が起こっている。当地最近5節の優勝戦結果は以下のとおり。

・8/6　一般　安河内　健　1コース逃げ
・8/13 一般　竹田　和哉　2コース抜き
・8/21 お盆　村岡　賢人　4コースまくり
・8/27 一般　湯川　浩司　4コースまくり差し
・9/4　ML　　太田　和美　4コース差し
（※MLはマスターズリーグ）

　1号艇が4連敗中と波乱の連続。4号艇が3連勝中となっており、お盆レースでは村岡賢人の4コースまくりで3連単2万円台、マスターズリーグでは太田和美の4コース差しで3連単4万円台と高配当が続出している。

　そうなると今節も4号艇の松尾夏海（愛媛出身・香川支部33歳）【冒頭の写真】から目が離せない。松尾は今節ここまで1･3･1･1･5･1･5･4･2着。2連対率1位のモーター59号機を引き当て、そのパワーを存分に発揮して勝ち上がってきた。優勝戦4号艇で勝ち切る力は十分だ。

　松尾はこれまで4回の優勝歴があるが、2023年蒲郡オールレディースでは6コースまくり差しで3連単4万円台、2024年若松男女ダブル戦では2コース差しで3連単3万円台と、優勝戦で大穴を出した経験が2回ある。高配当メーカーの松尾が今節も波乱を巻き起こすのか。