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児島オールレディース準優 寺田千恵と守屋美穂が10R内枠 直接対決は守屋が11連勝中

2025.09.11

 ボートレース児島での「オールレディース 第37回瀬戸の女王決定戦」(9月8日~13日開催)は11日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。12日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

<児島 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 寺田 千恵(福岡・岡山)1コース1着65%
2枠 守屋 美穂(岡山・岡山)2コース1着38%
3枠 鎌倉  涼(大阪・大阪)3コース1着24%
4枠 西村  歩(大阪・大阪)4コース1着10%
5枠 藤原 早菜(岡山・岡山)5コース1着0%
6枠 今井 美亜(富山・福井)6コース1着5%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)

 10Rは地元の寺田千恵(福岡出身・岡山支部56歳)【写真下】と守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】が内枠で激突だ。この2人の直接対決は最近3年間で29回あったが、守屋が現在11連勝中で25勝4敗と圧倒。守屋のほうが内枠になるケースが多いことも影響しているが、それにしても意外なほど大差がついている。

 またこの29回のなかには「1号艇・寺田、2号艇・守屋」という組み合わせが3回あったが、その結果は守屋が3勝全勝。2022年9月の桐生オールレディース3日目12Rでは、守屋が2コースから差し切り、寺田が1コースから2着。2022年11月の児島オールレディース4日目12Rでも、守屋が2コースから差し切り、寺田が1コースから2着。そして2023年1月の宮島ヴィーナスシリーズ優勝戦では、またも守屋が2コースから差し切って優勝、寺田が1コースから2着。3戦いずれも同じ展開となっている。

 約2年8カ月ぶりに実現した「1号艇・寺田、2号艇・守屋」の対戦。今度は寺田が雪辱を果たすのか、それとも守屋が再び差し切るのか。目が離せない戦いになる。

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<児島 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 平山 智加(香川・香川)1コース1着69%
2枠 松尾 夏海(愛媛・香川)2コース1着32%
3枠 喜井つかさ(岡山・岡山)3コース1着12%
4枠 松瀬 弘美(静岡・静岡)4コース1着4%
5枠 安井 瑞紀(岡山・岡山)5コース1着4%
6枠 若狭奈美子(岡山・岡山)6コース1着0%

 11Rは平山智加と松尾夏海の香川勢が内枠に並んだ。この2人の対決といえば思い出すのは8月の浜名湖レディースチャンピオンだ。準優で1号艇・平山、3号艇・松尾の組み合わせとなり、松尾が3コースから圧巻のまくり差しを決めて1着。予選トップ通過だった平山は1コースから2着に終わり、シリーズリーダーの座を失う痛恨の一戦となった。

 あれから約1カ月、再び準優で顔を合わせることになった2人がどんな勝負を演じるのか楽しみだ。

<児島 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)1コース1着78%
2枠 魚谷 香織(山口・福岡)2コース1着17%
3枠 海野ゆかり(広島・広島)3コース1着13%
4枠 野田なづき(佐賀・佐賀)4コース1着5%
5枠 大久保佑香(埼玉・埼玉)5コース1着0%
6枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)6コース1着4%

 12Rの1号艇は地元の田口節子。2・3・1・1・1・5・1着で予選トップ通過を果たした。田口は今節すでに1号艇が2回あり(2日目12Rドリーム戦と4日目11R)、いずれも危なげなく逃げ切っている。準優でも鉄壁の逃走を見せて優勝戦1号艇を手にするか。

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