
レースリポート

児島オールレディース3日目12R 意外にも今年初対決の守屋美穂と平山智加!
2025.09.09
ボートレース児島の「オールレディース 第37回瀬戸の女王決定戦」(9月8日~13日開催)は9日、予選2日目が終了した。2日目メインカードの12R「クイーンドリーム」は1号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部)が快勝。1コースからコンマ15のスタートで逃げ切った。2着に4号艇の平山智加(香川出身・香川支部)、3着に2号艇の寺田千恵(福岡出身・岡山支部)が入り、3連単1-4-2で810円の2番人気となっている。
さてシリーズ中盤に入る児島だが、3日目の注目カードには12Rを挙げたい。
<児島 3日目 12R 記者選抜戦>
1枠 平山 智加(香川・香川)予選1位
2枠 西村 歩(大阪・大阪)予選16位
3枠 今井 美亜(富山・福井)予選15位
4枠 守屋 美穂(岡山・岡山)予選4位
5枠 佐々木裕美(山口・山口)予選18位
6枠 松瀬 弘美(静岡・静岡)予選10位
※()内は出身・支部の順
1号艇に平山智加、4号艇に守屋美穂が入った。この2人が同じレースを走るのは、昨年10月の尼崎ヴィーナスシリーズの優勝戦以来で約11カ月ぶり。意外にも今年初対決だ。2024年は13回(どちらが先着したかでカウントすると守屋が9勝4敗)、2023年は10回(同・守屋が7勝3敗)の直接対決があったが、今年は9月になってようやく実現した。

1号艇で登場する平山智加(香川出身・香川支部40歳)【写真上】は今節ここまで1・1・2着。初日に6コース差し、2日目に3コースまくり差しを決めるなど好パワーを見せて予選首位に立っている。
平山は今年1コースで33戦23勝の1着率70%と上々の成績。しかし前節の浜名湖PG1レディースチャンピオンでは2回の1コース戦で2・2着といずれも惜敗している。今節はきっちり勝ち切って1コースでの連敗を2で止めたいところだ。
守屋美穂(岡山出身・岡山支部36歳)【冒頭の写真】は今節ここまで1・1・4着。初日2連勝の好スタートを切ったが、2日目は6号艇で4着に終わって予選4位に後退している。
守屋は今年4コースで31戦7勝の1着率23%。まくりで3勝、まくり差しで2勝、差しで1勝、抜きで1勝と多彩な技を見せている。今節は青いカポックでどんなさばきを見せるのか。
またこの2人以外にも楽しみなレーサーがそろっている。2号艇には8月の鳴門オールレディースで2コース差しを決めてデビュー初Vを飾った西村歩、3号艇には今年3コース1着率29%(24戦7勝)を誇る今井美亜、5号艇には2日目7Rで4コースまくりを決めて予選18位まで上がってきた佐々木裕美、6号艇には今節ここまで3・1・3着のオール3連対と好調な松瀬弘美。目が離せない一戦になる。