江戸川ヴィーナス　4日目注目カードは11R　浜田亜理沙が1号艇で雪辱へ

　ボートレース江戸川の「ヴィーナスシリーズ・Yes！銀座高須クリニック杯」（9月2日～7日開催）は4日、予選3日目が終了した。地元の石井裕美（千葉出身・東京支部）が2･1･1･1着で予選首位に浮上。予選2位に渡邉優美（福岡出身・福岡支部）、予選3位に高憧四季（大阪出身・大阪支部）がつけている。

　さて予選最終日を迎える江戸川だが、4日目の注目カードには11Rを挙げたい。

＜江戸川 4日目 11R 予選特選＞
1枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）予選6位
2枠 櫻本あゆみ（栃木・群馬）予選23位
3枠 佐藤ほのか（東京・東京）予選19位
4枠 高田ひかる（三重・三重）予選15位
5枠 石井　裕美（千葉・東京）予選1位
6枠 深見亜由美（愛知・愛知）予選17位
※()内は出身・支部の順

　浜田亜理沙（広島出身・埼玉支部37歳）【冒頭の写真】は雪辱を期す1号艇だ。今節初日12R江戸川選抜戦の1号艇で1コースから4着に敗れ、3連単2万円台の高配当を提供したばかり。今度こそ逃げ切って人気に応えたいところだ。

　今節の浜田はここまで1･4･1･1･4着。初日に3コース抜き、2日目に4コースまくり差し、3日目に2コース抜きで1着を奪うなど連日見せ場をつくって予選6位につけている。4日目はこの11R1号艇の1回走りで、1着なら得点率を9.00まで伸ばせるため準優好枠のチャンスも十分。前節の常滑ヴィーナスシリーズ（予選3位）に続く2節連続の準優1号艇を狙う。

　勝負駆けの注目は4号艇の高田ひかる（三重出身・三重支部31歳）【写真上】だ。今節ここまで6･1･4･2･3着で予選15位（※今節は準優2個レース制のため予選突破の枠は12）。4日目はこの11R4号艇の1回走りで、逆転の予選突破を狙う。

　高田は江戸川参戦が2019年6月のヴィーナスシリーズ以来で約6年3カ月ぶりと久々。江戸川出場は今節が通算3節目で、高田にとっては全国24場のなかで最も出走回数が少ないレース場だ。今節序盤は水面対応にやや苦戦している様子だったが、徐々に慣れてきた印象。シリーズ後半戦はますます目が離せない存在になってくる。

　11Rの5号艇には予選首位の石井裕美がいる。今節ここまで2･1･1･1着で、2日目から1コース逃げ、3コースまくり差し、4コースまくりで3連勝中。4日目は3R6号艇と11R5号艇の外枠2回走りで予選トップ確保をめざす。