
レースリポート

徳山ヴィーナス 野田彩加と福山恵里奈の地元ヤング勢が準優へ勝負!
2025.08.27
ボートレース徳山(モーニング)の「マクール杯争奪徳山ヴィーナスシリーズ第12戦」(8月25日~30日開催)は27日、予選の3日目が終了した。田口節子(岡山出身・岡山支部)が1・2・1・1・1・2着のオール2連対で予選首位を独走。予選2位に小野生奈(福岡出身・福岡支部)、予選3位に佐々木裕美(山口出身・山口支部)がつけている。
さて予選最終日を迎える4日目だが、注目カードには6Rを挙げたい。
<徳山 4日目 6R 予選>
1枠 福山恵里奈(山口・山口)予選20位
2枠 野田 彩加(山口・山口)予選18位
3枠 川野 芽唯(福岡・福岡)予選9位
4枠 山口真喜子(長崎・長崎)予選21位
5枠 宮城 那菜(福岡・福岡)予選38位
6枠 喜多須杏奈(徳島・徳島)予選29位
※()内は出身・支部の順
予選18位の野田彩加、同20位の福山恵里奈、同21位の山口真喜子と準優進出ボーダー付近のレーサーが並んでいる。勝負駆け戦線のカギを握る一番だ。
2号艇の野田彩加(山口出身・山口支部22歳)【冒頭の写真】は今節ここまで4・3・2・3・4着。手にしたモーターは2連対率38位の低勝率機だったものの、初日にピストン交換を行うなど立て直しを図り、粘りの走りで準優圏内に踏ん張ってきた。4日目は6R2号艇と12R5号艇で勝負駆けに臨む。
野田は昨年8月~今年7月にかけて1年近く準優出から遠ざかっていたが、前々節の尼崎オールレディースで久々に準優進出を果たすなど近況リズム上昇ムード。持ち前のキレ味鋭い走りが戻りつつある印象だ。前節の徳山お盆レースでは好走を見せるも予選22位で惜しくも準優出を逃しただけに、今節は地元ファンの前で予選突破を果たしたい。

1号艇の福山恵里奈(山口出身・山口支部29歳)【写真上】は今節ここまで3・5・2・2・4着。手にしたモーター12号機は前々節のSGオーシャンカップで佐藤翼が優出4着に入った注目機で、今節もまずまずの動きを見せている。
福山は4日目、この6R1号艇の1回走り。1着なら得点率6.33として予選突破がほぼ確実になる状況だ。昨年8月の徳山ヴィーナスシリーズ(準優6着)と今年5月の下関ヴィーナスシリーズ(準優6着)に続く通算3回目の準優出なるか。
山口真喜子は3・2・6・6・3着。今期F2を抱える苦しい状況だが、予選突破に望みをつないできた。4日目は6R4号艇と10R2号艇で登場。徳山では昨年7月の一般戦で優出2着に入った実績もあり、山口が底力を見せるのか注目だ。