徳山ヴィーナスシリーズ　福岡支部の松本怜や小池礼乃が当地好相性で活躍！

　ボートレース徳山（モーニング）の「マクール杯争奪徳山ヴィーナスシリーズ第12戦」（8月25日～30日開催）は26日、予選2日目が終了した。2日目メインカードの12R「ドリーム戦2nd」は、1号艇の田口節子（岡山出身・岡山支部）が1コースから逃げ切り快勝。2着に3号艇の魚谷香織（山口出身・福岡支部）、3着に2号艇の香川素子（大阪出身・滋賀支部）が入り、3連単1-3-2で720円の3番人気となっている。

　2日目終了時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位　田口　節子（岡山・岡山） 10.50
2位　松本　　怜（福岡・福岡）　9.33
3位　佐々木裕美（山口・山口）　9.33
4位　小野　生奈（福岡・福岡）　9.00
5位　魚谷　香織（山口・福岡）　9.00
6位　片岡　恵里（岡山・山口）　9.00
7位　安井　瑞紀（岡山・岡山）　8.00
8位　井上　遥妃（徳島・徳島）　8.00
9位　鎌倉　　涼（大阪・大阪）　8.00
10位 香川　素子（大阪・滋賀）　7.67
11位 小池　礼乃（福岡・福岡）　7.50
12位 小芦るり華（佐賀・佐賀）　7.50
13位 長尾　萌加（岡山・岡山）　7.33
14位 孫崎　百世（北海道・滋賀）6.67
15位 野田　彩加（山口・山口）　6.67
16位 川野　芽唯（福岡・福岡）　6.67
17位 滝川真由子（愛知・長崎）　6.50
18位 米丸　乃絵（熊本・福岡）　6.33
※()内は出身・支部の順

　充実ぶりが光るのは福岡支部勢だ。2位に松本怜、4位に小野生奈、5位に魚谷香織、11位に小池礼乃、16位に川野芽唯、18位に米丸乃絵が入っている。今節は福岡支部から7人が参戦しているが、そのうち6人が準優圏内につけている状態だ。

　なかでも好調さが目立つのは松本怜（福岡出身・福岡支部31歳）【冒頭の写真】。初日に1コース逃げ、2日目に4コースまくりを決め、2･1･1着で予選2位とV争いをにぎわす存在になってきた。

　松本が今節手にしたモーター15号機は2連対率5位の好素性機。前々節のSGオーシャンカップでは松井繁が準優3着と優出まであと一歩に迫り、前節のお盆レースでは森野正弘が節間オール3連対で優出3着に入っていた。そのパワーを今節も十分発揮している印象だ。

　松本にとって徳山は2023年10月のヴィーナスシリーズでデビュー初優出(4着)を飾った思い出の地。今節も水面相性の良さを見せている。3日目は2R6号艇と10R3号艇で登場。シリーズリーダー争いに食らいついてくるのか注目したい。

　徳山相性なら小池礼乃（福岡出身・福岡支部35歳）【写真上】も見逃せない。当地前走となる昨年12月の男女ダブル戦で寺田千恵や田口節子らとV争いを演じて優出2着に入っており、今節は徳山2節連続優出がかかっている。

　今節の小池はここまで2･4･1･3着で予選11位。3日目は4R2号艇と12R4号艇でランクアップを狙う。4月の鳴門ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾り、6月の江戸川男女ダブル戦で優勝戦1号艇（5着）に乗るなど女子戦線で存在感を増している小池が、今節もV争いに加わるか。