
レースリポート

徳山ヴィーナス 当地巧者の田口節子が2日目ドリーム戦で逃げ狙う
2025.08.25
ボートレース徳山(モーニング)の「マクール杯争奪徳山ヴィーナスシリーズ第12戦」(8月25日~30日開催)が開幕した。25日、初日メインカードの12R「ドリーム戦1st」は、1号艇の鎌倉涼(大阪出身・大阪支部)が1コースから逃げ切って快勝。2着に3号艇の小野生奈(福岡出身・福岡支部)、3着に2号艇の片岡恵里(岡山出身・山口支部)が入り、3連単1-3-2で560円の1番人気となっている。
2日目のメインカードは12Rの「ドリーム戦2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<徳山 2日目 12R ドリーム戦>
1枠 田口 節子(岡山・岡山)1コース1着77%
2枠 香川 素子(大阪・滋賀)2コース1着6%
3枠 魚谷 香織(山口・福岡)3コース1着25%
4枠 川野 芽唯(福岡・福岡)4コース1着27%
5枠 山口真喜子(長崎・長崎)5コース1着6%
6枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)6コース1着4%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)
1号艇の田口節子(岡山出身・岡山支部44歳)【冒頭の写真】は今年1コースで35戦27勝の1着率77%というさすがの数字。圧倒的な人気を背負うことになるだろう。
田口は徳山との相性も良く、当地通算12優出4Vをマーク。2009年女子リーグ、2020年ヴィーナスシリーズ、2023年ヴィーナスシリーズ、2024年オールレディースと優勝を重ねてきた。特に光るのは徳山の1コース成績で、2009~2016年にかけて12連勝があり、2023~2024年にかけても11連勝があった。今節も徳山の1コースで鉄壁ぶりを見せるのか。
2号艇の香川素子は2コース最近10走が5・6・3・4・2・2・2・3・2・2着。6走連続3連対中と安定感はあるものの、1着ゼロなのが気になるところ。2コース差しが得意のレーサーだが、近況は差し切れないシーンが目立つ印象だ。

そうなると、中枠にいる福岡支部2人の注目度が増してくる。3号艇の魚谷香織(山口出身・福岡支部40歳)【写真上】は今年3コースで1着率25%(16戦4勝)、4号艇の川野芽唯は今年4コースで1着率27%(33戦9勝)。いずれも高い攻撃力を誇る。センターからどんな攻めを見せるのか楽しみだ。