常滑ヴィーナス　圧巻のピンラッシュ合戦　6連勝中の高田ひかる＆西橋奈未が優勝戦で今節初対決

　ボートレース常滑での「ヴィーナスシリーズ第11戦常滑シンデレラカップ」（8月19日～24日開催）は23日、準優の5日目が終了。24日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜常滑 最終日 12R 優勝戦＞
1枠 高田ひかる（三重・三重）優出50回目8V
2枠 西橋　奈未（石川・福井）優出46回目8V
3枠 中田　夕貴（埼玉・埼玉）優出21回目1V
4枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）優出75回目12V
5枠 大瀧明日香（静岡・愛知）優出148回目10V
6枠 山本　梨菜（佐賀・佐賀）優出9回目0V
※()内は出身・支部の順

　予選トップ通過の高田ひかる（三重出身・三重支部31歳）【冒頭の写真】が準優を1コース逃げで快勝。優勝戦ポールポジションを手にした。これが通算50回目となる節目の優出だ。

　高田は今節ここまで1･1･6･1･1･1･1･1･1着。2日目ドリーム戦での6着を除けばすべて1着という、すさまじいピンラッシュ。3日目から6連勝で勝ち上がってきた。なお高田にとって6連勝は自己ベストタイで、2023年6～7月に記録して以来で2回目。節間8勝も自己ベストタイで、2021年6月の唐津一般戦と2022年10月の丸亀ヴィーナスシリーズで記録したのに続いて3回目だ。

　高田が優勝戦を1号艇できっちり勝ち切り、7連勝＆節間9勝の自己新記録を達成するのか。昨年8月の平和島オールレディース以来となる約1年ぶりの優勝を狙う。

　2号艇の西橋奈未（石川出身・福井支部29歳）【写真上】も負けていない。今節ここまで1･6･4･2･1･1･1･1･1･1着。こちらも同じく3日目から6連勝中だ。西橋は2023年4月に9連勝をマークした経験があるためこれには及ばないが、6連勝はそれに次ぐ自己2位の記録となっている。

　西橋は今期2コースで12戦4勝の1着率33％と上々の成績。優勝のチャンスは十分だろう。5月のびわこオールレディースと6月の三国男女ダブル戦に続く今年3回目の優勝を狙う。

　壮絶なピンラッシュ合戦を演じてきた高田と西橋が、優勝戦でいよいよ今節初の直接対決。どちらに軍配が上がるのか目が離せない。

　またこの2人以外にも、3号艇には準優で3コース差しを決めた中田夕貴、4号艇には5月常滑G2レディースオールスターに続く当地2節連続Vを狙う浜田亜理沙、5号艇には地元期待の大瀧明日香、6号艇にはデビュー初Vをめざす山本梨菜と役者がそろっているだけに楽しみだ。