常滑ヴィーナス　初日ドリーム戦はG1優勝機の大瀧明日香とG2優勝機の今井美亜

　ボートレース常滑の「ヴィーナスシリーズ第11戦常滑シンデレラカップ」（8月19日～24日開催）が19日に開幕する。A1勢からは大瀧明日香（静岡出身・愛知支部）、細川裕子（愛知出身・愛知支部）、今井裕梨（群馬出身・群馬支部）、浜田亜理沙（広島出身・埼玉支部）、西橋奈未（石川出身・福井支部）、高憧四季（大阪出身・大阪支部）が参戦。真夏の伊勢湾東岸で熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rの「1stドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜常滑 初日 12R 1stドリーム＞
1枠 細川　裕子（愛知・愛知）1コース1着55%
2枠 中谷　朋子（兵庫・兵庫）2コース1着7%
3枠 大瀧明日香（静岡・愛知）3コース1着32%
4枠 西橋　奈未（石川・福井）4コース1着22%
5枠 山本　梨菜（佐賀・佐賀）5コース1着0%
6枠 今井　美亜（富山・福井）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　注目は3号艇の大瀧明日香(46歳)【冒頭の写真】だ。今節手にしたモーター51号機は2連対率1位。1月のPG1・BBCトーナメントで白井英治が優出2着に入り、3月のG1常滑周年で磯部誠が優勝するなど、これまで23節使用されて6優出3Vを誇るエース機だ。今節はどんな舟足を見せるのか目が離せない。

　大瀧は今年3コースで28戦9勝の1着率32％という好成績。まくりで3勝、まくり差しで2勝、差しで2勝、抜きで2勝と多彩な技を繰り出して3コースから白星を量産している。ドリーム戦でも相棒の51号機とともに3コースから鋭いさばきを見せるのか。

　6号艇の今井美亜（富山出身・福井支部35歳）【写真上】も楽しみな相棒を引き当てた。手にしたモーター54号機は2連対率今節4位。5月のG2レディースオールスターで浜田亜理沙が乗って優勝した注目機だ。

　またこの54号機の近況成績を見ると、7月の一般戦で岡谷健吾が5コースまくり差し（3連単4万円台）、7月のG3企業杯で山田祐也が6コース差し（3連単4万円台）、前節のお盆レースで大須賀友が5コースまくり差しと、最近4節でアウト5･6コースからの1着が3本もある。今節はドリーム戦で今井美亜がアウトから見せ場をつくるのか。