
レースリポート

鳴門オールレディース 準優圏内に優勝未経験が半数! 宮崎安奈や喜多須杏奈が初Vめざす
2025.08.15
ボートレース鳴門(モーニング)の「オールレディース第41回渦の女王決定戦競走」(8月13日~18日開催)は15日、予選の3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 清水 沙樹 9.00(36優出9V)
2位 西村 歩 8.80(23優出0V)
3位 津田 裕絵 8.67(42優出2V)
4位 堀之内紀代子 8.67(104優出14V)
5位 豊田 結 8.50(6優出0V)
6位 西岡 育未 8.40(1優出0V)
7位 宮崎 安奈 8.00(1優出0V)
8位 原 加央理 7.60(8優出1V)
9位 水口 由紀 7.60(92優出7V)
10位 喜多須 杏奈 7.40(10優出0V)
11位 中里 優子 7.20(83優出7V)
12位 赤井 睦 7.20(8優出1V)
13位 鈴木 成美 7.00(14優出1V)
14位 安井 瑞紀 6.40(3優出0V)
15位 薮内 瑞希 6.40(7優出0V)
16位 樋口 由加里 6.40(63優出5V)
17位 平川 香織 6.40(10優出0V)
18位 真子 奈津実 6.00(3優出0V)
※()内は通算の優出・優勝成績
今節はA1級が不在のシリーズとなっており、出場レーサー45人のうち優勝歴があるのは17人だけ。そのほかの28人は優勝未経験だ。
3日目終了時点での予選上位18人を見ると、優勝未経験のレーサーが半分の9人を占めている状態。予選2位に西村歩、5位に豊田結、6位に西岡育未、7位に宮崎安奈、10位に喜多須杏奈、14位に安井瑞紀、15位に薮内瑞希、17位に平川香織、18位に真子奈津実がつけている。
なかでも注目したいのは宮崎安奈(埼玉出身・埼玉支部27歳)【冒頭の写真・正面】だ。宮崎は前期に勝率4.60の自己ベストをマークしたが、今期(5月~)は現時点で勝率5.81と前期を1点以上も上回るペースで飛躍中。5月の下関ヴィーナスシリーズでは予選2位に入ってV争いを沸かせ、7月の戸田ヴィーナスシリーズではデビュー初優出を飾るなど、いま注目度がウナギのぼりの128期新星だ。
宮崎は今節もここまで3・1・3・3・1着のオール3連対で予選7位という充実ぶり。初日に5コース抜き、3日目に2コースまくりで1着を奪うなど好パワーを見せている。今節は2節ぶり2回目の優出はもちろん、デビュー初Vも狙えそうな勢い。シリーズ後半戦も目が離せない存在になる。4日目は5R2号艇と10R6号艇の2走だ。

地元の喜多須杏奈(徳島出身・徳島支部34歳)【写真上】も楽しみだ。今節ここまで1・2・2・3・5着で予選10位。4日目は8R3号艇と12R1号艇で、予選順位を上げて準優に臨みたいところだ。
喜多須は110期養成所チャンプとして2012年5月にデビューし、これまで通算10優出をマーク。そのうち3優出を地元鳴門で記録しており、2020年の鳴門G2レディースオールスターで優出2着の大活躍を演じたのも記憶に新しい。今節は好実績の鳴門でデビュー初Vをめざす絶好のチャンス。デビューから約13年3カ月で悲願をかなえる一節にしたい。