
レースリポート

鳴門オールレディース 3日目12Rは今期1コース1着率94%の堀之内紀代子が1号艇
2025.08.14
ボートレース鳴門(モーニング)の「オールレディース第41回渦の女王決定戦競走」(8月13日~18日開催)は2日目が終了した。地元の井上遥妃(徳島出身・徳島支部)が1・2・1・2着のオール2連対で予選首位に浮上。予選2位に津田裕絵(山口出身・山口支部)、予選3位に原加央理(埼玉出身・埼玉支部)がつけている。
さてシリーズ中盤に入る鳴門だが、3日目の注目カードには12Rを挙げたい。
<鳴門 3日目 12R 特選>
1枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)予選9位
2枠 北村 寧々(長崎・長崎)予選18位
3枠 角 ひとみ(広島・広島)予選23位
4枠 豊田 結(静岡・静岡)予選6位
5枠 喜多須 杏奈(徳島・徳島)予選4位
6枠 津田 裕絵(山口・山口)予選2位
※()内は出身・支部の順
1号艇は堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部45歳)【冒頭の写真】だ。今期1コースは17戦16勝で1着率94%という驚異的な数字。4月~7月にかけて1コース15連勝もあった。この1コースでの鉄壁ぶりを武器に、今期ここまで7節走って4優出2Vと近況絶好調だ。
今節もここまで1・3・3・3着とオール3連対の安定した走りを披露。予選9位につけており、3日目は3R4号艇と12R1号艇の2回走りでランクアップを狙う構えだ。今節も1号艇で盤石の走りを見せてシリーズリーダー争いに加わってくるのか。

2号艇には北村寧々(長崎出身・長崎支部23歳)【写真上】が座る。今期2コースは14走して1着3本(1着率21%)、2着5本(2連対率57%)、3着3本(3連対率79%)をマークする充実ぶり。前期が2コースで13戦0勝だったのと比べると近況の成長ぶりは著しい。
しかも6月の津ヴィーナスシリーズでは2コース差しを決めて1号艇の山川美由紀を破り、3連単3万円台の高配当を提供。7月の丸亀ヴィーナスシリーズでは2コース抜きで1号艇の魚谷香織を破り、3連単1万円台の高配当を出すなど、たびたび2コースから波乱を起こしている。今節も黒いカポックで魅せるのか注目だ。
そのほかにも3号艇には前節の尼崎オールレディースで3コース差しを決めて3連単1万円台の高配当を出したばかりの角ひとみ、4号艇には今節初日に6コースまくり差しを決めるなど気配上々の豊田結、5号艇には1・2・2着のオール2連対で予選4位につける地元の喜多須杏奈、6号艇には2日目連勝をマークして予選2位に上がってきた津田裕絵と、見逃せないメンバーがそろう。予選ラウンド屈指の好カードだ。