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鳴門オールレディース 初日ドリーム戦は近況好調の堀之内紀代子が中外攻撃

2025.08.12

 ボートレース鳴門(モーニング)の「オールレディース第41回渦の女王決定戦競走」(8月13日~18日開催)が13日に開幕する。近況好調の堀之内紀代子(岡山出身・岡山支部45歳)【冒頭の写真】、樋口由加里(岡山出身・岡山支部)らをはじめ、若手注目株で22歳の井上遥妃(徳島出身・徳島支部)、23歳の北村寧々(長崎出身・長崎支部)、27歳の宮崎安奈(埼玉出身・埼玉支部)ら楽しみなメンバーが参戦。A1級不在のシリーズだが見応えある一節となりそうだ。

 初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。

<鳴門 初日 12R ドリーム戦>
1枠 清水 沙樹(千葉・東京)1コース1着56%
2枠 豊田  結(静岡・静岡)2コース1着13%
3枠 樋口由加里(岡山・岡山)3コース1着20%
4枠 西村  歩(大阪・大阪)4コース1着11%
5枠 堀之内紀代子(岡山・岡山)5コース1着10%
6枠 井上 遥妃(徳島・徳島)6コース1着6%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年(2025年1月~)

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 1号艇に組まれたのは清水沙樹(千葉出身・東京支部)【写真上】だ。今年ここまで14節走って4優出2V。3月の江戸川男女ダブル戦と4月の平和島ヴィーナスシリーズで2節連続Vを飾るなどリズム上々だ。

 ただ清水は今年1コースで18戦10勝の1着率56%とやや苦戦気味。特に気になるのは"初日1号艇"で、今年に入って初日に1号艇に組まれたケースは5回あるが、5・3・5・2・1着で5戦1勝の1着率20%と成績が芳しくない。今節は初日ドリーム戦の1号艇できっちり勝ち切ってスタートダッシュを決めたいところだ。

 侮れないのは5号艇の堀之内紀代子か。今年5コースは20戦2勝の1着率10%。ただ今期(5月~)に限ると5コースは7走して1着が2本、2着が2本あり、1着率29%、2連対率57%の好成績だ。

 堀之内は今期に入って7節走り、4優出2Vと好調。今期勝率7.02は今節出場メンバーのなかで断トツの数字だ。また鳴門通算5優出1Vと当地実績も申し分なし。もしこの初日ドリーム戦5号艇で勝つようなことになれば、そのままV戦線を独走する可能性までありそうだ。

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