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レースリポート

(C)BOATRACE 渡邉優美

浜名湖レディースチャンピオン準優11R 3年連続優出に全力投球する渡邉優美

2025.08.10

ボートレース浜名湖の「プレミアムG1第39回レディースチャンピオン」は、きょう10日が5日目。終盤3個レースで準優勝戦が行われる。
得点率トップは2020年の第34回大会(多摩川)覇者の平山智加で、準優12Rの1号艇。「上位の一角」と評する機力とレース力を武器に1コース逃げを図る。
さらに、「問題ない伸びに出足をつけたい」と語る鎌倉涼が準優11R1号艇で、大会3連覇をめざす遠藤エミが準優10R1号艇と続いている。

(C)BOATRACE 渡邉優美

この上位にあと1歩及ばなかったのが渡邉優美(福岡出身・福岡支部32歳)【写真2枚】。1号艇だった予選最終競走(4日目11R)は逃げ切れず2着に…。1着を取っていれば準優1号艇を手にすることができたが結局、準優は11R2号艇となっている。

当然悔しさいっぱいだろうが、「仕方ないです。全力で臨みます!」と気持ちを切り替え、前を向いた渡邉優美。3年連続優出、G1初Vにまっしぐらの構えである。

第37回大会(2023年、津)は優出3着、第38回大会(2024年、福岡)は優出2着としている。それ以前の第35回大会(2021年、浜名湖)でも優出3着があった。女子トップレーサーの全力投球から何が生まれるのか注目したい。

(C)BOATRACE

プレミアムG1第39回レディースチャンピオンの模様を伝える公式YouTube5日目は、バレーボール元日本代表の大山加奈さんをゲストに迎え14時から配信される。

小学2年生からバレーボールをはじめ、小中高全ての年代で全国制覇を経験。卒業後は東レアローズで活躍した大山加奈さんは、高校在学中の2001年に全日本メンバーに初選出されている。
オリンピック・世界選手権・ワールドカップの三大大会すべての試合に出場。力強いスパイクを武器に「パワフルカナ」の愛称で親しまれた正真正銘のトップアスリートである。
その一方で、広く“子どもを愛する”人柄はつとに知られており、その温かな瞳に女子レーサーの真剣勝負がどう映るのか、気になるところだ。

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