
レースリポート

浜名湖レディースチャンピオン 大穴出した藤原菜希と櫻本あゆみが進撃開始!
2025.08.08
ボートレース浜名湖の「PG1第39回レディースチャンピオン」は7日、序盤の2日間が終了した。2日目を振り返ると、スタンド側からの右横風2メートルで1Rを開始。南西や南からの向かい風になることもあったが、終盤の11・12Rは再び西からの右横風に戻って行われた。
2日目の決まり手は、恵まれ以外が全て出現して多彩だったが、逃げが初日の4本から6本(1コースの1着は5勝から7勝)に増加した。配当面では、2日目の9Rと12Rで3連単の大きな万舟券が飛び出した。9Rを2コースから差し切り5万円台の高配当をたたき出したのが藤原菜希(大阪出身・東京支部39歳)【冒頭の写真】。
藤原は「プロペラ調整をしていったけど、メチャクチャ重かったです」と体感を口にした。ただ、周囲の評価は異なっていて、「自分的には重く感じているけど、見ていた人たちから『進んでいたよ』と言ってもらえました」と明かした。「重たいなりに進んでいるのかもしれないけど、出足は甘い気がします。全体的に上積みさせて、準優に乗れるように頑張りたいです」とシリーズ初勝利を挙げて得点率は5.67の22位タイまで巻き返した。3日目の出番は3R3枠の1走だ。

2日目の最終12Rで3コース同体から豪快にまくって、3連単8万円台という高配当の使者となったのが櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部37歳)【写真上】。「1マークは(最内の浜田亜理沙にとって)夏海ちゃん(松尾)で見えなかったと思うので、ちょうどいいかなと思っていきました」と会心のターンを振り返った。「前半(5R5着)を走って行き足やターン回りが弱かったので、プロペラを思い切ってたたき変えました。香川(素子)さんにもアドバイスをもらって良くなりました」と得点率を6.67(12位タイ)まで押し上げた。3日目は8R2枠の1走が出番だ。

3走して全て2着以上の成績なのが守屋美穂、細川裕子、山川美由紀の3人。2日目8Rで2コース大豆生田蒼に差されながらも、2マークでズバッと差し返した細川裕子(愛知出身・愛知支部43歳)は「1マークでターンを失敗したし、出足も甘いですね。ただ、足に関しては悪くないですし、モーターの2連対率は25.7%だけど、30%台後半の足はあると思うので悲観することはないです」と得点率8.67で、守屋美穂の9.33に次ぐ2位タイにつけている。3日目は5R3枠と12R6枠の2走だ。