
レースリポート

浜名湖レディースチャンピオン 1コース苦戦気味も3日目は平山智加や深川麻奈美が逃げ絶好調
2025.08.07
ボートレース浜名湖での「プレミアムG1第39回レディースチャンピオン」(8月6日~11日開催)は7日、予選2日目が終了した。守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が2・1・2着で予選首位に立った。予選2位に2・2・1着の細川裕子(愛知出身・愛知支部)、予選3位に2・1・2着の山川美由紀(香川出身・香川支部)がつけている。
さてシリーズ序盤2日間を終えた浜名湖夏の陣だが、ここまで全24レースのコース別成績は、1コース12勝、2コース4勝、3コース3勝、4コース3勝、5コース2勝、6コース0勝だ。1コースは24戦12勝でちょうど1着率50%となっている。初日は1コース2連勝が1回もなく、2日目は1コースの2連勝が3回あったが3連勝はゼロ。記念レースは逃げ連発の展開になりがちだが、今節は真逆の流れだ。
3日目以降も舟券的には1コースの取捨に頭を悩ますことになるだろう。3日目各レースに1号艇で登場するレーサーの近況1コース成績を確認しておこう。
1R 富樫 麗加 1着率40%
2R 中川 りな 1着率65%
3R 清埜 翔子 1着率69%
4R 今井 美亜 1着率77%
5R 深川麻奈美 1着率61%
6R 海野ゆかり 1着率54%
7R 平田さやか 1着率59%
8R 大瀧明日香 1着率63%
9R 長嶋 万記 1着率66%
10R 清水 愛海 1着率75%
11R 高憧 四季 1着率59%
12R 平山 智加 1着率74%
※1着率は今年の1コース1着率
最も注目したいのは12R1号艇の平山智加(香川出身・香川支部40歳)【冒頭の写真】だ。現在1コースは破竹の12連勝中。6月8日に2着と敗れたのを最後に2カ月ほども負けていない。平山は最近5節で4優出1Vと近況リズム急上昇中だが、その好調ぶりを支えているのが1コース戦であることは間違いないだろう。今節の平山はここまで1・1・5着で予選5位につけており、この3日目の1号艇を勝って予選首位争いに名乗りを上げたい。

5R1号艇の深川麻奈美(熊本出身・福岡支部38歳)【写真上】も楽しみだ。今年1コースは31戦19勝で1着率61%。ただ今期(5月~)に限れば16戦14勝で1着率88%に跳ね上がる。5~6月にかけて1コース10連勝もあった。今節もその勢いを見せるか。深川は今節ここまで1・3・2着で予選4位。この5R1号艇を勝ち切ればシリーズリーダーの座も射程圏に入ってくるだけに大事な1走だ。
3R1号艇の清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部)も要注目。今年1コースは36戦25勝で1着率69%と上々の成績だ。また清埜は浜名湖の1号艇と相性が良く、当地1コースは通算8走で1・1・1・1・2・1・1・1着と8戦7勝のオール2連対。今節も好相性ぶりを見せたい。
侮れないのは4R1号艇の今井美亜(富山出身・福井支部)か。2日目に転覆と不良航法で減点15を喫し、得点率-1.00で予選52位に後退してしまった。この4R1号艇は人気を下げることになるかもしれない。ただ今井は今年1コースで26戦20勝の1着率77%と好調。奮起の走りがありそうだ。