
レースリポート

第39回レディースチャンピオン直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」
2025.08.05
G1第39回レディースチャンピオンは、ボートレース浜名湖にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!
<8月6日 12Rドリーム戦>
①守屋美穂(岡山)○
②遠藤エミ(滋賀)◎
③渡邉優美(福岡)○
④浜田亜理沙(埼玉)△
⑤土屋千明(群馬)○
⑥實森美祐(広島)○
◎好相性 ○普通 △苦手
女子ビッグレースで最も歴史のある大会。レディースチャンピオンだ。第39回を迎える今節はボートレース浜名湖が舞台。2月にスピードクイーンメモリアルが開催されたばかりで、今年の浜名湖はまさにレディースフェスティバルの様相を呈しているわけだ。冬の女王に輝いた平高奈菜の不出場は残念だが……。

初日ドリーム戦1号艇は守屋美穂。人気ナンバーワンの守屋がついにビッグ戦線に帰ってきた。SGやG1の準優Fのペナルティにより、長らくSGやG1からは離れていた。これが待望のビッグ復帰戦!1年以上にわたるブランクを一気に払拭したい今節である。浜名湖では優勝実績はないものの、20年クイーンズクライマックスでは優出しており、水面に不安はない。

2号艇は遠藤エミ。前年覇者、そして前々年覇者……そう、レディースチャンピオン連覇中だ。今回は鵜飼菜穂子以来の3連覇という偉業を目指す。ちなみに、22年大会はフライング休みが重なり不出場で、その前年=21年でも優勝している。つまり、出場3大会連続優勝中だ。出場4大会連続優勝となれば、もちろん前人未踏だ。そして、21年レディースチャンピオンは浜名湖開催だったのだから、水面相性も文句なし。最終日にはひとつの歴史が生まれてもおかしくない。

3号艇は渡邉優美。女子きってのスピードスターで、2月のスピードクイーンメモリアルは主役とも目されていたが、フライング休みで不出場というまさかの事態に。最も悔しかったのは言うまでもなく渡邉自身。その鬱憤も晴らす、今大会にしたいところだろう。浜名湖では7優出1優勝の実績があり、水面相性も上々。スピード満点の走りに期待しよう。

4号艇は浜田亜理沙。5月にレディースオールスターを優勝し、今年も女子賞金レースを牽引する一人となっている。ここで結果を出せば、クイーンズクライマックスのトライアル初戦好枠も濃厚となってくるだけに、気合の入る一節となるだろう。ただし浜名湖は3優出はあるものの優勝はゼロで、水面勝率も6点を割り込んでいる。優勝候補最右翼と言われたスピードクイーンメモリアルでもまさかの予選落ちを喫しており、まずは水面相性を克服したいところだ。

5号艇は土屋千明。女子ビッグレースでのドリーム戦には初登場だ。今年に入って女子戦では優出を重ね、男女混合の一般戦でも予選突破が続いている。ただし優勝はまだ手にしておらず、G1初制覇が今年初優勝となれば最高だ。浜名湖では2優出をマークしており、相性は上々。

6号艇は實森美祐。直前に地元宮島で優勝しており、リズム最高で乗り込んでくる。5月のレディースオールスターは準優3着で惜しくも優出を逃しており、その雪辱を果たすべくドリーム戦から闘志を見せるか。浜名湖は出走自体がそれほど多くはないが、それでも優出歴があり水面勝率も6点を超えている。不安なく臨めそうだ。