尼崎オールレディース　野田彩加が約1年ぶり準優進出　悲願の初優出を狙う

　ボートレース尼崎での「オールレディース競走あまがさきピンクルカップ」（7月31日～8月5日開催）は3日、開催4日目が終わって予選ラウンドが終了。4日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。

＜尼崎 5日目 10R 準優勝戦＞
1枠 山下　夏鈴（三重・三重）1コース1着45%
2枠 山本　梨菜（佐賀・佐賀）2コース1着19%
3枠 水口　由紀（京都・滋賀）3コース1着10%
4枠 安井　瑞紀（岡山・岡山）4コース1着31%
5枠 中尾　優香（沖縄・福岡）5コース1着0%
6枠 西村　　歩（大阪・大阪）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今年（2025年1月～）

　準優10Rで展開のカギを握るのは4号艇の安井瑞紀だ。安井は今年4コースで16戦5勝の1着率31％という好成績。5勝はすべて"まくり"でマークしており、カドからの速攻が十八番だ。今節も3日目12Rで4コースまくりを決めたばかり。準優に向けて準備万端だろう。

　4号艇の安井が攻めれば、5号艇の中尾優香（沖縄出身・福岡支部24歳）【写真下】にもチャンスが広がる。中尾は今年5コースで15走して1着0本。しかし2着が3本、3着が4本があり、3連対率は47％と上々の数字だ。安井のカドまくりに連動して5コースから展開を突き、優出争いに加わってくる可能性は十分だろう。

＜尼崎 5日目 11R 準優勝戦＞
1枠 米丸　乃絵（熊本・福岡）1コース1着72%
2枠 樋口由加里（岡山・岡山）2コース1着29%
3枠 喜多須杏奈（徳島・徳島）3コース1着4%
4枠 野田　彩加（山口・山口）4コース1着0%
5枠 津田　裕絵（山口・山口）5コース1着5%
6枠 渡辺　千草（神奈川･東京）6コース1着0%

　準優11Rは4号艇の野田彩加（山口出身・山口支部22歳）【冒頭の写真】に注目したい。1･4･2･1･4･5着で予選11位に入り、昨年8月の徳山ヴィーナスシリーズ以来となる約1年ぶりの準優出を果たした。

　野田はこれまで準優に5回乗って落･6･3･4･3着。あと一歩で優出を逃す悔しい思いを何度も味わってきた。今度こそ優勝戦への切符をつかみたいところ。2020年5月のデビューから約5年3カ月、悲願の初優出をめざす。


＜尼崎 5日目 12R 準優勝戦＞
1枠 竹井　奈美（福岡・福岡）1コース1着75%
2枠 大橋栄里佳（福岡・福岡）2コース1着25%
3枠 福岡　泉水（兵庫・兵庫）3コース1着21%
4枠 角　ひとみ（広島・広島）4コース1着10%
5枠 豊田　　結（静岡・静岡）5コース1着5%
6枠 武井莉里佳（兵庫・兵庫）6コース1着0%

　準優12Rの1号艇は竹井奈美だ。2･2･2･3･1･1･1着のオール3連対で予選トップ通過。3日目後半から2コースまくり、4コースまくり、1コース逃げで3連勝と勢いに乗ってきた。

　竹井は今年1コースで12戦9勝の1着率75％と好成績。今節は初日ドリーム戦で1コースから2着に敗れたが、4日目11Rで1コースからきっちり逃げ切っており、準優に向けて不安はないだろう。前節の福岡オールレディースに続く2節連続Vをめざし、まずは優勝戦ポールポジションの確保をめざす。